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持続可能な社会を目指して。

先に一昨日前に書いた内容「国産割り箸のニーズ 」を見て頂いて、こちらをお読み下さい。


私はここ3-4日間、葛藤がありました。国産割り箸は、求められているのかどうか?ニーズはあるのかどうか?という部分にです。実は、箸業者さんとお話をすればするほど、国産の低級箸の実現は難しいといった

悲観論が強く、私どもが共に共同して取り組もうという製造側のパートナーの意識が変わらなければ、シェアを大きく伸ばす事なんて出来ないと考えていました。しかし、そうではない、意識を変えるのではなく、意識の変わった買い手側のニーズを、うまく製造現場に繋いでいけばいいのだ。という考え方に(私の中で)変わりました。


実は、本日デニーズ の割り箸仕入れの担当者とお話をして、1つの答えを見つけました。それは、環境貢献PRにより売り上げが上がるからとか、会社PRに繋がるからといった理由で、単価の高い国産の割り箸を使用しているのではない。「弊社の企業ポリシー。環境貢献に対する考え方の現われの一環です。」とはっきりと仰っておりました。


つまり、国産のシェアを伸ばしたいという私の気持ちとは関係なく、買い手側の求めている事を明確にヒアリングして、適切な誘導を行えば良いのだと思ったのです。(言うまでもありませんが、その際、海外の割り箸の問題点なども、的確に情報提供する事で、結果、国産に切り替える企業も現れます。)


なるべくしてなる。

自然に、かつ真剣に動いて、あとはなるようになる。(結果、国産シェアが伸びれば良い。)


気持ちがすっとした瞬間でした。(以下補足)コストが何十%も上がってはNG、だけど、環境に良い箸を使いたいという会社には、海外で、持続可能な林業会社から原料を仕入れている箸メーカーを紹介すれば良いと考えています。国産の割り箸シェア上位の企業は、ここ半月でかなり把握しました。もし興味のある方、仕入れたい方は、私までご連絡下さい。


それから・・・

別件になりますが、箸とは、そもそも何の価値を提供しているのだろうか?という部分に関しては、非常に解りやすくまとめているWEBサイトがありましたのでご紹介しておきます。こちら です。