こんにちは。
フォレスト出版編集部です。
プロ野球界は、秋季キャンプも終わり、
いよいよ選手たちの年俸交渉や移籍、FAなど、
ストーブリーグも本格化してきました。
そんなストーブリーグ真っ只中で、
出版界で密かに沸かせている1冊の本
があるのは、ご存じですか?
『阪神タイガースのすべらない話』(楊枝秀基・著)
定価972円
元「デイリースポーツ」の
伝説のトラ番記者・楊枝秀基さんの新刊です。
関西エリアを中心に売れており、
現在、3刷・1万5000部となっているんです!
ありがとうございます。
阪神ファンの間で「常識」ネタから、
番記者だけが知っている「選手の素顔」や「裏話」を
33本収録しているのが本書です。
このブログでも何度かご紹介しているのですが、
▼過去の本書関連ブログはこちら
◎【抱腹絶倒】阪神ファンの愛は、もう止まらない!
http://forestpub.com/archives/52178823.html
◎日本シリーズは終わっちゃったけど、阪神ファンの鬱憤を吹き飛ばすネタ、大公開!
http://forestpub.com/archives/52176754.html
◎【日本シリーズ開幕】阪神タイガースのすべらない話
http://forestpub.com/archives/52175430.html
今回は、本書の中から
「伝説の人物」2人のネタ
をご紹介します。
まず1人目は、
「ミッキーマウス・マーチ」が
応援歌になっていた真弓明信さん
のエピソードです。
30代後半以上の人なら、
「1番・ショート」「背番号7」といえば、
この方を思い浮かべるでしょう。
俊足・強肩・長打力の3拍子が揃った実力と
男前でファンの多い、名実ともに人気選手でした。
そんな
真弓さんの引退時のエピソード
です。
阪神に移籍後は、長く神戸市内に自宅を構えていた真弓さん。引っ越しもされているようですが、ずっと神戸の西部に居を据えていました。
「代打の神様」と称され、虎党から絶大な人気を誇った名選手です。ご近所さんはもとより、全国に熱心なファンがいたことは間違いないでしょう。
当然ながら、関係者が盛大な引退パーティーを開こうと、ゲストのリストを提出してもらうよう打診したそうです。政界、財界、芸能人、いろんな方々と交流があったことでしょう。
ところが、真弓さんから返ってきた答えは想像とは違いました。
「もう引退したんやから派手にする必要はない。そんなことより、福岡からこっちに移ってきてから、ずっと自分のことを応援してくれた地元のみんなにお礼がしたいから。みんなが来られるように、近所でやってほしい」
希望通り地元の施設で、引退の会が開かれたそうです。
このように、肩書きや有名無名にとらわれず、
お世話になっている
本当に大事にしている人を第一に考える姿勢が、
真弓さんのいつまでも愛される理由なのかもしれません。
そして、
伝説といえば、この人も忘れてはいけません。
代打要員としてベンチを温めながらも、
代打で出てきたら、
豪快なスイングで甲子園球場を
沸かせた選手、川藤幸三さん
です。
川藤さんの面白伝説はいっぱいあるようです。
◎「辛子明太子」のことを「幸子(さちこ)明太子」と呼ぶ。
◎高級ブランデー「ヘネシーXO」を「ヘネシーのペケマル」と呼ぶ。
こんなのは、序の口のようで、
こんなエピソードがあります。
携帯電話をスマホに替えて「娘らと交流するためにはこれが必要なんや」と自慢げに見せてくれました。
「なんでまたガラケーを機種変したんですか」と聞くと、
珍回答が返ってきて反応ができませんでした。
「線やないか、線や。娘らがうるさいんや。これでコミュニケーションやないか。わか
らんのか。遅れとるのう」
とニンマリしています。
そのへんでやっとわかりました。
「線」とは……、
若い女性世代が使うツールとは……。
「LINE」やないかい!
さすがです(笑)。
ワザとなのか? 天然なのか?
よくわかりませんが、
実に川藤さんのイメージ通りのエピソードです。
しかし、
こんな豪放磊落(ごうほうらいらく)な印象とは違う
きめ細かい思いやりのある一面があるようです。
現役晩年のころ、代打専門での出場とあって、「1打席でも多く生きた球を」という配慮で、ファームの試合に出ても、代打で1打席しか立ちませんでした。実戦感覚を保つため、スタメンDHなどの形で多く打席に立っても良さそうなのに、そうしませんでした。
それはなぜか。
「ワシのせいで、若い選手の大切なチャンスを減らせてやるわけにはいかんやろ。それにのう、ワシは代打や。1打席で結果を出さにゃならんのやぞ。本番では1打席やのに、練習や言うて、何打席も立っとったら意味がないんじゃ」
ということです。
しかし、最後には、
「いや、ホンマはな、何打席も立ったら体力なくなるからのう、体力温存じゃ」
と照れ隠しで言っていました。
川藤さんは、
自分のことを「ホケ」(補欠の意)と呼び、
決して自慢をしないそうです。
そんな川藤さんだからこそ、
引退した今でもファンに愛され続けられるのでしょう。
さて、ここまで読んでくださった
阪神ファンの方に重大なお知らせがあります。
特に関西エリアにお住いの方は
11月28日(金)は、
朝から夜まで、
テレビ・新聞に注目してください!
【当日の朝】は、
「デイリースポーツ」の朝刊
に注目してみてください。
本書『阪神タイガースのすべらない話』が、
ドドーンと掲載されています。
【当日の午後2時】は、
サンテレビ「2時コレ!知っとお!!」
にテレビのチャンネルを切り替えてください。
著者の楊枝秀基さんが同番組にゲスト出演し、
さまざまな阪神タイガースネタをぶちかまします。
そして、【当日の夜7時】は、
大阪・心斎橋の書店
アセンス アメリカ村店
http://www.athens.co.jp/storeinfo/amemura/
に集合です。
こちらで、
本書の刊行を記念して、
【楊枝秀基さん(著者)と安達智次郎さん(阪神OB)のトークライブ】
が開催されるんです!
≪楊枝秀基さん(著者)と安達智次郎さん(阪神OB)のトークライブ≫
【開催日時】11月28日(金)19時~
【場所】アセンス アメリカ村店(大阪・心斎橋)
http://www.athens.co.jp/storeinfo/amemura/
【お問い合わせ先】TEL.06-6258-3255(アセンス アメリカ村店)
関西エリア、阪神ファンの方は、
ぜひチェック&足を運んでみてくださいね^^
▼今回ご紹介した本はこちら
『阪神タイガースのすべらない話』(楊枝秀基・著)
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