1. 利便性の向上
- 契約時にLINEやメールなどの連絡手段を積極的に推奨。
- 水道料金明細以外の連絡や手続きは、ほぼオンライン化を達成。
- 課題: 連絡手段が複数(メール、LINE、チャットワーク、番号メール)存在し、管理の煩雑さが増加。
- LINEの既読機能で確認漏れを防止できる点は、管理面で大きなメリット。
- 紙媒体のコスト上昇(2019年: 500枚150円 → 2024年: 500枚400円)を受け、IT化の必要性がさらに増大。
2. 設備のメンテナンス
- 外壁修繕工事を年始に実施し、建物の劣化防止とトラブル防止を実現。
- 建築工賃の上昇を考慮し、早期対応で費用の抑制に成功。
- 非常灯など、未対応部分のLED化を完了。
3. 周辺環境の美化
- 植栽の剪定を年2回実施し、夏前の実施で害虫発生抑制効果を確認。
- 今年は景観の多様化よりも雑草防止を重視し、カバープランツのメンテナンスを3回実施。
- 共用部では、防犯対策、劣化防止、騒音トラブルの防止に注力し、建物の長寿命化と安心・安全を推進。
4. 環境対応
- 全体のLED化を完了し、環境負荷の軽減に貢献。
- EV充電設備については、資料請求を行うも地方でのニーズはまだ限定的。
- 現状分析: 都市部での取り組みが進む一方、地方では後発の方が競争優位性が高いと判断。
5. 集合住宅の特性を活かす管理
- 多くの住人がいることで、防犯や設備不具合の早期発見が可能。
- 異常行動や設備不具合があれば迅速な連絡があり、管理者として早期対応が実現。
- IT化が進んでも想定外の問題には対応が難しい場面があるため、人の目の重要性を再認識。
6. 2024年の総括
- IT化による利便性の向上とコミュニケーションツールとしての効果を実感。
- 紙媒体からオンライン化への移行により、コスト削減と管理効率化を推進。
- 人とITの融合による集合住宅管理の質的向上を図った1年だった。
IT化やAIの普及、そして人口減少の進行により、できるだけ人の手をかけずに物事を進めることが求められる時代となりました。確かに効率性は向上しましたが、居住空間を提供する仕事に携わる者として、改めて「何が本当に大切か」を考えさせられる一年でもありました。
特に緊急時には、相手が何を求めているかを直接問うよりも、こちらから推測し、即座に行動することの重要性を実感しました。喜怒哀楽といった人間の感情は数値化することが難しく、その判定基準も状況によって変化します。これらはAIやITでは完全に代替できないものであり、対面でしか感じ取れないことが多くあります。
来年は、効率化を進めながらも、人間ならではの気づきや配慮をより重視し、対面でのコミュニケーションや現場対応に労力を割く工夫を実行していきたいと思います。機械化が進む中でも、居住者の方々に安心感や信頼を提供できる存在であり続けたいと願っています。
2024年も多くの方に支えていただき、心から感謝申し上げます。2025年もどうぞよろしくお願いいたします。




