きのう12:11
 “白露” の時期へ

22日21:44
秋分までの時間


太陽黄経の角度で、時間が移ってゆくのですねぇ

(国立天文台 令和6年暦要項より抜粋)






ひさしぶりに 万葉集から3つ





秋風の
吹き漂はす白雲は
織女(たなばたつめ)の
天つ領布(ひれ)かも







ま葛原(くずはら)
なびく秋風 吹くごとに
阿太(あだ)の大野の
萩の花散る







夕月夜(ゆふづくよ)
心もしのに 白露の
置くこの庭に こほろぎ鳴くも








“しのに” は、すきまもないほどに、の意で
胸がいっぱいになること。


























引用

日本の古典をよむ4
万葉集
小島憲之•木下正俊•東野治之 校訂•訳
2019.4.30 第一版 第六刷
小学館