わたしは走っていた
ひと袋
ようやく見つけた古城梅
(こじろうめ 別名: 青いダイヤ)
この2週間、毎日、仕事帰りの夕方、休みの日も、そわそわ、いそいそ、ドキドキ、と
最後のひと袋。
かごに入れて、なんとなく、お店の方がいるほうを見た
相手の表情はニコニコと、目が合った気がして、近づいて聞いてみる
ことしは、ヒョウの被害で不作(ネットで見て、知ってはいた)
昔から作られている古城梅。
さいきんは南高梅に押されて、味でははるかに上だというのに人気がないとか
昨年、仕事帰りの夜
500gの、最後の小さな1袋を見つけて、青梅の蜜煮とシロップにした
初めての古城梅のシロップの、圧倒的な香りの高さ
気がついたら、どれだけ貴重で、美味しかったのか、お店のひとに、夢中になって語っていた
『良さをわかるひとがいないんですよねぇ』と言い、裏にまだ、入ったばかりで分けていないのがあるという
追加をお願いして…ハッとしたのが
お支払い(笑)
あわてて家まで走る、走る❗️
(もと陸上部マネージャー兼選手です)ウフフ
我が家に戻り
なんだかふんわりと、あたたかい気持ちになって
金曜の夜、すべてのことに頭が下がる思いがした