わたしは

仕事に向かってゆくのが好きだ



最初からはムリだけれど


ひとつひとつ丁寧に重ねていくと


あるとき、ふわーーっと

羽根が背中にあらわれたかのように、


仕事に向かってゆけるようになるのだ




8ヶ月が経ち

いまが、ちょうどそんなとき





位置についてぇーっ

よーい…


バーンッと

小さな紙に込められた弾を

ピストルで撃っていた、


陸上部マネージャー時代



『走るマネージャー』が伝統なのだと

スターティングブロックをセッティングして

みんなが走るのを待ってから

自分も走る



なんだか割に合わないのだが


高校生のわたしは

これっぽっちも、そんなことは考えなかった



ただ走るのが、好きだった



むずかしく考えるなんて

意味がないこと


ただ好きな、だけなのだ




(完)






好きなことしかしていない人生〜

なんとかなりますっ(たぶん)(くすくす)




浮世ばなれしている…

猫みたい…

私にとっては、最上の褒めことばだ✨




あしたに向かって〜

走り出せ‼️