樹木医の森ブログ

樹木医の森ブログ

樹木医として、森にまつわる活動などを紹介していきます。

強いものが生き残るのではなく、生き残ったものが強い。




森の中では、生きるか死ぬかの激しい生存競争が繰り広げられています。

何気無く生えている樹木は、何億年もの戦いに勝利してきたエリートばかりです。

樹木にとって子孫を残すことが、生きる目的です。

そのために考えた様々な戦略があるはずです。




日々森を訪れることで感じ取った森からの知恵を、学んできたいと思います。



「樹木医と歩く森ツアー」開催します。

フォレストニア





テーマ:
暑い日が続きます。車で走っていると枯れている木も目立つようになってきました。
 
しかし、森をみると枯れている木はほとんど見ません。森は複数の木々の集団で、気候の変動を和らげる能力があります。
 
近年の酷暑は森にどのような影響があるでしょうか?年平均気温は、名古屋で1935年から70年で約2℃の割合で上昇しています。
 
地球規模でいうと70年は、短期的と言えると思います。

 

年平均で1度上昇は、植物にとってはものすごい変化です。これは、北へ100km移動、もしくは垂直方向へ150m移動しなければいけない変化でもあります。2度上昇なので、北へ200kmは名古屋から仙台くらいです。

 

これまでも長期的には、地球は寒い時期と暖かい時期を繰り返していますが、短期間で2度上昇となっています。

 

自ら動けない森の樹木は、いろいろな知恵で対応していくしかありません。暑さ対策をライバルより充実させるか、種子を飛ばして素早い引っ越しするなどです。こんな時に有利なのは、大型の種子をつけるアオキなどです。大型の鳥しか食べれないので、長距離移動になります。

 
 

 
そんな中、暑い瀬戸市から暑い埼玉の熊谷市へ
 
里山の森を歩いてみました。
 
 
 
 
コナラを中心に、気持のよい森でした。
 
おそらく、常緑樹は小さいうちに切られています。
 
 
 
湿度も高く、朝方しか歩けません。
 
 
 
瀬戸市の森に比べ、木の種類が少なく感じました。
 
瀬戸と熊谷は、同じくらいの温度だとおもいます。
 
ふっかふかの、関東ロームと粘土と砂礫の地層の違いが、大きな影響を森に与えます。
 
また、ミズキが関東の森ではよく見かけます。愛知県では渓流沿いに見られる木です。
 
関東平野が、昔は毛細血管のような小さな川が集まっていたなごりだと考えています。現在は護岸工事で川は何本かにまとめられています。今回出会ったミズキもやがて姿を消していくと思います。
 
 
 
 
 
 

テーマ:

今日は、10月に開催される面ノ木原生林での森ツアーの下見に、ガイドの高部さんと行ってきました。

 

 

現地に着いた瞬間、涼しいと感じました。気温は7度くらい瀬戸市より低く、からっとした風が吹いていました。

 

 

よく風の通る場所らしく、風車もたくさん設置されています。

 

 

奥の山が、面の木原生林です。駐車場から最もすぐの場所から原生林が始まる珍しい場所です。

 

 

 

ブナやミズナラの大木が見られます。

 

 

白く、細長い垂れ下がったものは、キクイムシのフラス(木屑)だそうです。

 

10月14日のツアーのガイドをしてくださる高部さんは女性の樹木医でもあります。

 

森との様々な活動をしている方です。

http://toyota-eco.jp/actions/236

 

もしよろしければ、ぜひご参加ください。申し込み先http://www.forestnear.jp/tour.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 


テーマ:

昨日は、初めてとなる金華山の森ツアーを開催できました。

 

 

気持ちのよい新緑の中を歩けました。

 

ガイドは女性の樹木医の榊原さんで、金華山を大学では研究のフィールドにしていたそうです。

 

とくに、つる植物に特化したお話を聞くことができました。

 

少し、下り坂が歩きにくかったですが、チャートの岩山を体感しました。

 

 


テーマ:

今日はヨガ講師の田中さんが、森の庭でのイベントをやって頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めての企画でしたが、なかなかいいものですね。

 

風や光や新緑を感じながら、リラックスしてヨガの体験ができました。

 

田中さんのヨガにご興味のある方はこちらまで。

 

https://www.facebook.com/ayana.yoga.life/

 

 

 

 

 


テーマ:

昨日は南知多に行ってきました。

 

 

こんな風景が、南知多の森の特徴です。瀬戸市の森とは、種類も総入れ替えに近いです。

 

もろい岩盤でその上に、薄い土壌しかない環境です。ウバメガシが這うように根を張り巡らせています。

 

こちらは、トベラで、海岸林によく出てきます。

 

 

こちらはヤマブキで、瀬戸では出会ったことがありません。

 

 

モチノキの大木。瀬戸ではここまで大きなものは見たことがありません。

 

モチノキの本拠地は、このあたりなのがわかります。

 

 

 

いろんな森へ行くと、他の森での姿と全く違った生育状況の木に出会います。その木が一番勝てる場所がわかったりもします。

 

海に近い森では、潮風を葉にかぶるという最悪な条件をまずクリアしなければなりません。

 

南知多の森は、総合的に最悪な環境の森ですが、しっかり木々で覆われています。

 

 

 

 

 

 

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス