こんにちは(*^^*)
最近湊かなえさんの「少女」を完読した受付スタッフです。
作中に出てきた
「言葉を使わずして気持ちを伝えることの難しさ」
という一文が深く心に残りました。
どれだけ態度で示しても、
どれだけ強く願っていたとしても、
言葉や文字を使わずに自分をわかってもらうのは難しいですよね。
時にはネットという文字だけの世界でも
受け取り方や表現の仕方次第であらぬ誤解が生まれたり、
諍いに発展してしまったりします。
目を見て、話をする。
人と人との関係を築く上で、
それがきっと一番原始的で一番ベストな方法なのかもしれません。
これはこれでなかなか難しいですが。。。
なんて書いていくと難しいことだらけになっちゃいますね(><)
でも必ず自分のことを理解してくれる、
話を聞いてくれる人が世の中にはいるんだということを忘れないようにしたいです。
例えば100人の人に「好き」と言ってもらえたけれど、
一人の人には「顔も見たくないくらい大嫌い」と言われた場合、
わたしはどうしても後者の方ばかりが気になってしまって、
辛くて悲しくて何も手に付かなくなってしまいます。
その時きっと100人の人の好意を思い出せなくなってしまいます。
それは好意よりも嫌悪の気持ちの方が強いものだから……
と、前までは思っていたのですが、
そんなことはないかもしれないって最近になって気付きました。
ずっとそんな風に考えて生きてきて、
嫌われたくない嫌われたくないと思いながら過ごしてきたけれど。
もしかしたら、今まではせっかく人からもらった好意を
粗末にしてきたのではないかと思ったんです。
ありのままのわたしを好きだと言ってくれている人達の気持ちを、
殻に閉じこもることで無下にしてきたのではないかと。
それに気付いてからは前より少し強くなりました。
すべての人に好きになってもらおうとは思わなくなりました。
そのかわりに、周りにいる人をうんと大切にして、
いつでも素直に気持ちを話そうと心がけています。
特に「ありがとう」と「ごめんなさい」。
きちんと目を見て。
一番原始的だけどベストな方法で。