みなさんこんにちは。

フォレストキッズ八事教室の代表の森です。

 

先日の5月21日(火)、私が発達障害の子どもを持つ親としていつも参加している、親のコミュニティの「アイステップ名古屋」にて、フォレストグループの代表を務める撹上先生のセミナーを開催しましたので、そのご報告をさせていただきます。

 

 

今回のセミナーのテーマは、発達障害の子どもの就学先と進路選択についてでした。

発達障害の子どもを持つ親として、その子にとって一番ベストなところへと誰もが考えていると思います。

 

しかし、その子にとってベストとは何だろうかと思い、いろいろな方々のご意見を聞いたりして堂々巡りになってしまい、なかなか答えが出せないで迷ってしまわれている保護者の方もいると思います。私もその一人です。

 

今回の撹上先生のお話は、ご自身のお子様や、今までのご経験をもとに、いくつかの事例を交えながらお話しをされたのでとても興味深く、我が息子の将来を描きながら聴くことができました。

 

当事者でないと語れない内容もあり、建前ではなくリアルを伝えていただいたと思います。

 

撹上先生が、特に強調されたのは、今だけで考えるのではなく、出口から逆算して、お子様の進路を考えなければならないというものでした。

 

障害を持つ親としていつも考えているのは、親なき後のことです。

 

親が先に死んでも子供が生きていけるように「自立」させなければならないと考えています。

 

「自立」とは、親に頼らずともすべてのことを自分の力だけで生きていけるようになるというわけではなく、自分のできないことや苦手としていることを、周りの人の力を上手に借りながら、助けてもらいながら生きていけるようになることだということです。

 

ということは、今のうちから周囲の人を頼れることができる力を身につけさせなければならないということになります。

 

また同時に、いろんな人や支援機関などに頼れる環境を整えてあげなければと思います。

 

私は、障害を持った我が息子にとっての「自立」を「出口」と見据えて就学先を決めていきたいと思いました。

 

また同時に、撹上先生から、

発達障害の子どもは、何か隠れた突出した才能を持っていて、その才能を開花させるか、ダメにしてしまうのかは周りの環境次第であると強調されていました。

 

お子様の自尊感情を高められる環境こそが、得意なことや好きなことを伸ばせる環境であり、いつか突出した才能を開花できる土台になると考えています。

 

私もこれらのことを踏まえながら、就学先の見学の際に、見てくるポイントにしていきたいと思います。

 

フォレストキッズ八事教室では、お子様の「好き」なことや「得意」なことに着目し、一人一人にあった療育プログラムを実施することにより、自尊感情を高める取組をしています。

また、言語聴覚士や作業療法士の専門職が在籍していますので、「ことばの遅れ」や「出先が不器用」など身辺自立へのサポートも行っております。

もしこのようなお困りごとがあればお気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

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