冷戦終結後 リベラルな民主主義は失速し 既存の秩序や歴史観の書き換えを図る運動(修正主義)が勢いを増す時代潮流が形成され始めた。歴史の転換は2012年ごろロシアに始まり 中国、インド、トルコに波及し 修正主義に立脚する強権指導者が次々に現れた。

  ヨーロッパの諸国は欧州の問題こそ世界の問題であり 南の問題は自分たちの問題ではないという発想から脱却しなければならない。ウクライナへの支援を迫るなら 途上国の貧困や飢餓にも目を向ける必要がある。

グローバルサウスには 北半球の先進国への遺恨がある。

何世紀にもわたる植民地支配 苛烈を極めたアパルトヘイト 南の貧困や格差への無関心 渦巻く思いは西側への失地回復(レコンキスタ)を試みるプーチンや習近平とも通じる。

 中華民族の偉大な復興という夢に立ちはだかるアメリカ 定位置回帰に執念を燃やす習と米国に遺恨を抱くロシア大統領ウラジミール・プーチンの利害は一致し 二人は反米の盟友になった。

 大国は国際法を破っても 誰も止められない。

 

私の読後感です
明治初期から福沢諭吉が言った「脱亜入欧」の考えが日本人には身についてしまっていると感じます。

白人からはそうでもないと思われているので そろそろアジアやアフリカの国々と密に付き合うのが時勢に合うと考えます。