私は、とかく「在庫」を保管しがちです。

 物を、溜め込むクセがあります。

 

 

いつも使っている日用品が安くなっていると、必ず 複数個 購入しますし、

「あ、これ いいな」と思った物は、「予備」という名目で、やはり もう1個、手元に置いておきたくなるのです。

 

 

よって、現行の品物 プラス 「在庫」「予備」が加わり、どうしても 保有している物の量は、多くなりがちです。

 

 

 なぜ 「予備」を持ちたがるのだろう、と考えてみました。

 

  …多分、『不安』なのでしょうね?

 

心の中に『不安』があるから、「無くなったら どうしよう…」と、何かに怯えているので、安心する為に 物を持つ…。 あるいは、執着でしょうか…。

 

 

でも 普段は、そんな 保管している物の事を 常に常に考えている訳ではありませんので、頭の中からは忘れられていますし、なんなら しまっている物があるにもかからわず、すっかり忘れていて、同じ物を また 買って来てしまう事もあったりします。

 

 

これって、やはり「ムダ」であり 「エコ」ではないのかなぁ、と考え直し、

あまり 「在庫」を持ち過ぎないように、意識改革をしてみようと努めるようになりました。

 

 

 そうすると、「物理的に保管場所を取られるから」という理由もありますが、

それ以外にも、もっと 大きな理由がある事にも気が付きました。

 

 

 

 コツコツと自分と向き合って 意識改革を続けていると、思考のクセも 徐々に変わってきますので、自分が好きな物・選ぶ商品も変わって来るのですね。

 

 

以前は「これ、すごくイイね!」と思って使っていた物が、半年後 一年後…と、時の流れと共に、その後 もっと 自分に合った商品に出会ったりすると、

「もう、これ 要らないかも…」となり、「どうしよう、こんなに在庫があるではないか」と、今度は、処分するのに困ったりするようになったのです。

 

 

そうすると、購入した時の金額とは 明らかに安い金額で、某フリマサイトに放出せざるを得なくなったりして、「一体、私は 何の為にお金を使っていたのだろうか」と、自戒の念に駆られるのです。

 

 

  「何をしているのだ、私は…」

 

 

しかし、油断して 心の赴くままに買い物をしていると、また、「在庫」を保有したくなる…。

 

 

なので、「今後 また、意識が変わって、これよりも もっと好きな商品に出会うかもしれないでしょう」と、頭で考えて、意識的に いったん 止まらせるようにしています。

 

 

 

 賞味期限切れの食品などを発見した時の、あの衝撃…。

 

 「まだ、あったのか…」という、申し訳ない気持ち。

 

 

私の場合は、死ぬレベルの賞味期限切れではないので、発見次第、すぐに食しますが…。

 

 

命に別状は無いにせよ、購入したての、あの時の新鮮な気持ちは、薄れていますよね…。

 

購入した時の「喜び」「嬉しさ」「感謝」と共に、やはり、その都度 品物は消費したほうが良いのでしょうね。