最終日
朝、ホテルをチェックアウトして
下関駅のバスターミナルから
路線バスに乗りました。
バスに揺られること10分
〜赤間神宮〜
壇ノ浦の合戦で
まだ8歳という幼い身で
入水し命を落とした
安徳天皇が祀られています。
そして、怪談「耳なし芳一」の
伝承の地でもあります。
朱色の水天門がとても美しいです。
門をくぐると
やたら人がいて騒がしい。
制服を着た10代の男の子の集団が
あちこちで写真を撮りあったり
走り回ったり
大声が飛び交ってて
なんとも賑やか
そして聞こえてくるのが韓国語!!
韓国からの修学旅行生のようで
引率の先生や
ツアーガイドさんらしき大人も一緒です。
拝殿でも何人もの男の子たちが
写真を撮ったりおしゃべりをしていて
後ろの参拝客が参拝しづらい様子。
あらら…
ここはそんな騒ぐとこじゃないのよ~
先生もガイドさんも注意しないの?
と、思いましたが
亡くなった幼い天皇も
にぎやかで楽しいかもね。
私だって10代の男の子たちが出す
元気で無邪気な明るさの中で参拝できて
淋しくなくて良かったかも
と、思い直しました。
参拝したあと
社務所の裏手にある
耳なし芳一堂と
壇ノ浦の戦いで滅亡した
平家武将を祀る
平家一門の墓へ行きました。
表の日の当たる参拝殿とは異なり
木々が生い茂り
お線香の香りが漂う薄暗い場所。
1歩足を踏み入れた瞬間
気温が下がり
胸を締め付けられるような
ざわざわ落ち着かないような
怖さがこみ上げたので
その場所で一礼して
にぎやかな明るい場所へ戻りました。
ふぐポストが可愛い
最後に海沿いの散策路を歩きました。
いろんな貨物船が行きかう海峡
海の向こうは九州
願う以上の経験ができて
心はとても穏やかです。
さぁ・・帰ろうか。
ガラガラと大きな音を立てて
壊れず旅につきあってくれた
相棒(スーツケース)に
声をかけました。
対岸の北九州へ船で向かいました。
小さなフェリー
この海の下を歩いたんだと思いながら
5分で門司に到着
門司のレトロな街並みを観光
街の雰囲気は小樽のようです。
バナバのたたき売りって
私の世代でも実際に見たことないです(笑)
ベンチで休憩していると
ワンちゃんが来てくれました。
思わず「めんこいねぇ」と言ってしまった(笑)
門司港駅
ドレスを着て社交ダンスを踊りたい雰囲気
戦時中の金属提供を免れた手水鉢
左に停車してる電車に乗り小倉へ。
小倉駅から新幹線で博多へ向います。
切符も一人で買えたし
席もちゃんと自由席に乗りました(笑)
北海道への機内から。
長々と旅の思い出を綴って
今回でようやく最後です。
今日は12月31日
年内に仕上がって良かった!
今年も本当にお疲れ様でした。
頑張りました。
本当によく頑張りましたね(*´꒳`*)
そんなあなたと私に
たくさん
たくさん
素晴らしい出来事が
降り注ぐよう祈ってます。
1年、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
またいつか観に行きたいです。