今日も電車の中でミステリー小説を読んでいた


ドキドキしながら本を読み進める。

『誰も居ない部屋なのに、背後で人の気配がした…』

そんなクダリの時だった


後ろに立ってたオジサンが


「ハーックション!」


と、どでかいクシャミをした

私は思わず「ヒッ」

と言って振り返った

一人で乗っている電車の中で
「ヒッ」と言ってしまったのだ

すぐに恥ずかしさが込み上げてきたが

オジサンはもっと恥ずかしかった様だ

おそらく、私は恐怖に怯えた顔をしていたのだろう

オジサンは軽く頭を下げて謝ってきた

でも、もし、今のクシャミで私の心臓が止まってたら…


オジサンは完全犯罪だ