久しぶりに田舎にある実家に帰った。
今はもう住んでいないが、
私が2才半から18才まで住んでた町営住宅に行ってみた。
見事に廃れていた。
たくさん住んでいた人々はそれぞれどこかへ行き、
その人達が引っ越した後は誰も入居できない。
築50年。
老朽化と人口減少でそうなったらしい。
子供の頃の思い出はほとんどそこでの思い出だった。
自然豊かな所だから、自然からたくさん教えてもらった。
私の中では雄大な自然だったが、
実際はそうでもなかった。
蜘蛛の巣のはった空き家の隣に長年の住人の生活。
死と生が壁を隔てて隣り合わせでそこに当たり前に存在している。
その異常な現実に
『これが今の日本なんだ。
私たちが生きていく時代なんだ。』
って思った。

