思い付きで実験した1号機

 

コンセプトは悪くないけど、ジャバラホースはラインもウェイトも内部を通過する際の抵抗が大きすぎる致命的な欠陥が、、、

 

そもそも、先端からポロリを実現するにはフックの先端に滑車が必要と考えていて、都合の良い滑車が無いのでジャバラホースでラインを180°ターンさせる作戦でした。

 

しかし、最軽量アンコウフックを作る過程で軽量で滑車並みの滑り性を持つグルグル部が作れるようになったので、これを使います。

 

仮組状態なのでグルグル部のパイプもメインメインパイプも無駄に長いですが、まずは動作確認。

 

 

1号機と比較して軽い力でポロリができました。

 

 

実はこのフック、ロッド(ルアーレスキュー)への取り付け方法が特殊な為、ロッドの加工が必要です。

 

加工後の確認動画がこちら

 

 

中の金属ピンとネジ山の9割くらいを削り取ると、中にウェイトを通すことができるようになります。

(少しですがネジ山が残っているので、オリジナルアンコウフックの取り付けできます)

 

この加工、メチャクチャ時間が掛かりました。。。

 

中に入ったウェイトは底に到達します。

底まで到達した音をお届け!

 

 

ここまで来たら、フックの加工に戻ります。

 

適当な長さでメインフックの直管部を切断。

この直管部の外径(φ16㎜)はルアーレスキューの先端部の外径に一致するので、内径16㎜のアルミ管をギューッと嵌めます。

 

 

その重量は、、、

 

最軽量チャレンジにエントリーするには重すぎますが、実用上は問題ない重量の66.4g

 

ロッドに取り付けた画像がこちら。

 

ロッドの底面や側面に穴を開けていない中通し式という、新しい方式の誕生です。

 

現時点では2号機を仮組から本組にするつもりはないので、2号機はある意味これで完成です。

 

というのも、応用バージョンも頭の中では練りあがっていて、そいつにグルグル部を使いたいので、、、

 

年内に応用バージョンも動作確認したいな~