2022年6月に始動した最軽量アンコウフックへの道

 

DIY的FRPではFRP中の樹脂比率を下げることが難しく、軽量化が難しいことが判明して放置していましたが、少しだけ進捗がありました。

 

軽量化のために高強度材料(高ヤング率材料)を使用するという発想を見直しました。

 

弱い材料でも厚さで稼げばいいじゃないか!

 

まぁ、いきなりそこにたどり着いたわけではなく、

最初に考えたのは線材をH型や逆T字材に置き換えることでです。

 

形と強さの秘密

https://www.nipponsteel.com/company/publications/quarterly-nssmc/pdf/2015_12_18_19.pdf

 


しかし、都合の良い素材が手に入らなかったのと、手に入っても曲げ加工が困難ってことで却下。

 

この過程でH型や□型が高強度である理由を説明しているサイト見ていて湧いてきたのが、、、

 

ツノをプレート状にしてフック部の強度向上に寄与させるってアイデアです(言葉では伝わらないと思いますが、、、)。

 

で、クリアファイルをプレートに使用した試作品を作ろうと思ってトライしたんですが、組み立て前にダメだと判断。

横方向と言うか捻じれに弱すぎ、、、、

 

 

う~ん

 

 

 

ある程度の厚さが必要か~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軽くて厚さがある素材、、、、

 

 

 

 

 

発泡スチロールでいいんじゃね?

 

 

 

 

断面を補強した発泡スチロールでいいんじゃね?

 

 

 

早速、最寄りのホームセンターと100均で材料調達。

 

発泡スチロール、正確には発泡ボードとかスチレンボードとかカラーボードとかで呼ばれてるやつを切り出します(4.55g)。

 

チョウチン部分は適当な針金をラジオペンチで曲げて作製(3.28g)

 

切り出したアルミ板にチョウチン部を糸で縛ってエポキシで固定

断面と強度不足っぽいところはアルミ板をエポキシ樹脂で接着。

竿との接合部以外は完成。

スケッチの段階ではイルカの背びれっぽい感じだったけど、現物はタツノオトシゴの顔っぽい?

 

オリジナルと比較して面積が大幅に増えたので視認性は向上しているかも?

発泡ボードに塗装したり、色付き発泡ボードを使えば単純な視認性だけでなく、方向の確認もしやすいかも?

 

面積が増えた分、横風の影響を受けやすくなったのでそこはデメリットになるかも?

 

この段階で26.54g
 
ジオメトリは手元にあるオリジナルにできるだけ一致させています。
 
さて
 
ここまでは勢いで作ったけど、、、、
 
 
 
竿との接続方法を考えてなかった!
 
どうやって接続しよう(笑)