数字遊びをした結果をブログに乗せたところ、ニックさんから ヘ・ンタ・イ とお褒めのお言葉を頂きました(笑)

 

結婚してから変態とお褒めのお言葉を頂く機会が減っていたのでうれしい限りです。

 

しかも、新たなデータのオマケ付き♪

 

で、早速Excelにデータを入力。

 

まずはニックさんがハーネスを付けてがぶら下がって取得したデータ(70.4㎏)

 

2倍力では1回折り返し毎のロス(以下、ロス率)は2.3%なのに、3倍力ではロス率が6%になってしまっています。

 

テキトー仮説

・プーリーが荷重に耐えられず、軸ズレ等が発生して抵抗増大。

 

この仮説が正しければニックさんより軽い丸太を使った実験ではロス率≒2%程度となるハズです。

 

 

では、丸太をぶら下げて取得したデータ(8㎏)

 

あれ?

ロス率=5~3.5%なので仮説は棄却されてしまいました。

 
人がぶら下がった3倍力はプーリーが限界を超えてしまって効率が低下したわけではないようです。
 
うーん。。。
 

丸太実験で多めに見積もったロス率5%は人がぶら下がった3倍力のロス率と近い値なので、この付近の値がプーリーの実力とみなせるのかも知れません。

 

しかし、単純な実験系である「人がぶら下がった2倍力」は誤差が入りにくいデータのハズなので、ロス率2.3%という値も信頼性は高いと考えられるので悩ましいです。

 

おもりが人でも丸太でも折り返し数が増えると途中からカクッと外れる理由を無理やり妄想すれば、、、、
 
妄想1
4つあるプーリーのいくつかに抵抗が高いハズレプーリーがある。もしくは特定の角度で動きが渋いプーリーがある。
 
妄想2
折り返し数が増えると複雑になり、ロープとロープ。もしくはロープと錘や障害物(柱など)が接触してしまう(しやすい)。
 

これ以上思いつかないので、妄想込みの結論に入ります!

 

・プーリーを使わないと1回折り返すごとに効率は16%低下

・プーリーを使用することで7.5%低下に抑制(実運用)

・理想的にプーリーを組めば2%の低下に抑制!?

 

比較グラフ

 

 

縦軸の効率を実倍率に変換するとこんな感じ

 

ロス率6.5%のプーリーを使うと6.0倍力、ロス率2.3%のプーリーを使っても16倍力あたりが限界なのかもしれませんね。

 

ちなみにウェビングだと2.5倍力が限界っぽいです。

 

あれ?

ウェビングを17倍力以上でシステムを組むと実倍率が1を下回ってしまう!?!?

 

システムがロックしても実倍率が1を下回るハズないよね?

 

とりあえず、システムのどっちの端で計測するかの問題ってことにしときます(笑)

 

それでも変な感じはしますが、飽和するあたり以降は使わない領域なのでどうでもいいか~

 

グラフが正しいとすれば5倍力を出すのって意外と大変。

1年前、欠品で購入をあきらめたロープジャック(機械効率5:1)って思っていたより優秀なのかも。

※ロス発生率は未確認(未調査)。

 

 

 

 

改めてハニブラを覗いて見ると、1年前と比較して約50ドル値上がり。為替レートの変動も考慮すると6,000円の値上がりですか、、、

 

ついでに欲しいものをカートに入れると約10万円。

ロープジャックは無しだな。

ロープジャック無しでも6万円。。。

仕事がんばろっと