古代文明の遺跡が好きなので、
リビエラマヤから、
トゥルムと、チチェンイッツァという
2か所の遺跡に行ってみました。
同じアメリカでも、
北米のネイティブアメリカンは
マヤ文明のような建造物を作らなかったので、
アメリカでは古代遺跡は見られません。
その文化の違いが興味深いですが、
古代遺跡が好きな私にとって、
リゾートや自然以外に遺跡も
楽しめるメキシコは本当に面白いです。
トゥルムは海に面した遺跡で、
断崖の上に遺跡が建設されていて、
海を背景にした廃墟が美しいです。
遺跡を囲むようにして公園が整備中で、
入場料は、遺跡と公園の2つに対して支払います。
しかも支払う場所が違う・・
ガイドさん(遺跡内を案内して
もらうには有料だけど、観光客に
「チケットは2か所で買うんだよ」、と
無料で教えてくれる)が教えてくれましたが、
看板による案内が無いので、混乱してしまいます。
小さな遺跡だけど、絶景ポイントが多かったです。
海の色も美しい。
気温は27°くらいでしたが、日差しが強いし
湿気が多いので、歩いて見学するうちに、
汗だくになります。
そしてもう一つがチチェンイッツァ。
遺跡へ向かう途中、マヤ鉄道という電車が走っていて、
線路が拡張建設中でした。
これは建設中の駅。
線路。
完成したら、この電車はカンクンから、
トゥルムやチェチェンイッツァ、
メリダなどの内陸の都市を結ぶらしく、
観光客には便利ですよね。
チチェンイッツァ遺跡も
入場料を支払う場所が2つの窓口に分かれていて
2か所で払う必要があります。
多分、徴収している機関が2つあるのでしょうね・・・。
なんで1つにまとめないのか???
この表の$は米ドルではなくて、メキシコ・ペソです。
1ペソ8.8円くらいなので、入場料は結構高いです。
ちょうど1年前もメキシコに行ったのですが、
その時は1ペソ7円台だったので、
円はメキシコの通貨に対しても下がっています
そして、チチェンイッツァの入り口は、
トゥルム遺跡以上の長蛇の列でした。
私たちはガイドさんを雇って、色々説明して
もらいました。
ガイドさんはオランダ出身で、
マヤ文明が好きで、メキシコの人と結婚し、
スペイン語も英語もできる人でした。
これがこのユカタン半島で一番有名な、
マヤ文明の最高神ククルカン(蛇)を祀るピラミッド。
春分の日と秋分の日の日没に、
階段にククルカンの胴体の模様ができて、
階段の下に作られたククルカンの頭の彫刻とぴったり重なる
ことで知られています。
そしてピラミッド4面の階段は全部で364段で、
最上階の1段を足すと365段になります。
大昔の人の叡智と技術は素晴らしいですね。
これは球戯場だっと言われています。
日本の寺院にもそういう場所があるけど、
ここで手を打つと、こだまが響きます。
マヤ文明と言えば、生贄で有名ですが、
この球戯場で試合に勝ったチームは生贄になったとか・・・・
こちらは戦士の神殿と呼ばれる建物。
柱が、ずっと奥の方まで続いていて、
神秘的な雰囲気です。
昔は、心臓をこの神殿に捧げたらしいです。
木が多い公園部分の奥まで柱は続きます。
この日も気温は28°で、汗だくに・・・
でも詳しい説明で、
遺跡を満喫できて良かったです。
見学し終わったら、14時頃だったので、
遺跡の出入り口にあるメキシコ料理屋さんで、
ランチを食べたのですが、
タコスが美味しくてびっくり。
特に高級ではなくて、チキンや野菜が入った
タコスでしたが、夫が「今まで食べたタコスの中で一番」と
言うほど。
遺跡に感動して、
美味しいタコスも食べられて、大満足の日でした