『この世にたやすい仕事はない 』
津村記久子/新潮文庫

私は、お仕事小説が大好き。
安定志向の私は、現実では仕事は変える予定はない。だから、いろんな仕事の酸いも甘いも知りたくて、お仕事小説はよく読む。

この小説は、期待していたのとは、ちょっと違った。
私は、お仕事小説に専門性は求めていない。割と多くの人が従事していて、誰もが知っている一般的な仕事の深い部分を知りたい。または、警察とか医師のような、裏を知りたい専門職など。

あらすじに「おかきの袋の仕事」とあり、袋のチェックとか、ひたすらおかきを詰めるとか、そういったものを想像した。
そういう、ひたすら系の仕事の醍醐味やつらさ、気持ちなどを、人間味溢れる感じで描いてほしい。 

そうではなかった。
ん?こんな仕事あるの?みたいな仕事ばかり出てきて、それはそれで面白いけど、思ってたのとは違った。
読み終えたけど、浅く読んだせいで、ラストの良さがよくわからないまま終わってしまった。