『おしまいのデート』
瀬尾まいこ /集英社文庫
さらりと読める短編集。
瀬尾まいこさんの作品は、『あと少しもう少し』ながすごく好きで、そこから時々読むようになった。
難しくなくて、軽く読めるから、そんなときに。
本作、読んでいて「ん?」と思うことが多く、なかなか物語に入れなかった。
あらすじには、「保育士と園児」とあったから、先生大好きな園児と保育士のほっこりなストーリーかと思いきや、読んでみると、保育士と保護者かい!と思わず突っ込んでしまった。
高校生男子同士のデートについては、男二人で出掛けることをあまりにも意識しすぎていて、なんかちょっと…。現実なんだろうけど、今時じゃないよなぁ。
公園で犬飼うとか、そもそもダメでしょ。大胆な性格になったとはいえ、なんなんだろう。
とか。
えー?それってどうなの?ってところにつっこみもなく、あっさり進んでいき、爽やかに終わる。
おじいちゃんや上じいの言葉は、すごく響いた。
が、あまりの現実離れした内容に、興醒めした部分もしばしば。