今年は、仕事で研修を受ける必要があります。
研修自体はいいのですが、ほとんど初対面の人と一緒に研修を受け、協議やら話し合いやら行うのが、憂鬱です。
昔ちょこっとだけ一緒に働いた、とか、微妙な知り合いがいるのも、私的に嫌なところです。

どうにも気分が乗りきれないまま、初日の研修に行ってみると、仲のいい同期が2人いました。

この研修は、基本的に勤務年数で割り当てられるため、ストレートにいけば同期と一緒に研修できます。
しかし、産休や育休で休みが入ると、その分勤務年数が減り、研修時期もずれていく。よって、知らない人ばかりの中で研修を受けることに。
私もずれているので、やだなーと思っていたところ、同じく休みを経て研修がずれた同期がいて、久しぶりに再会できて嬉しかったです。

採用から10年以上経つんだ、とみんなでしみじみ。
新採時の研修で、ほぼぼっちだった私は、同期なんてどうでもいいし、とやさぐれていましたが、年間通した研修を経て、仲良くなった人が数人いました(割と特殊な仕事なので、同じ仕事を選ぼうとするだけでも、互いに合うところはありますよね)。
年齢も経歴も全く異なるけれど、一緒にいて、すごく気楽です。
そんな貴重な関係の同期と、また会えて、それだけでも今回の研修は意義あるものです。働く地域が違うので、ここで会えなかったら、この先会うことはほぼなかっただろうな。
同期っていいものだったよ、と、新採時の私に言ってあげたいです。


また、前まで私は、話すことが苦手、かつ、うまくいかないのが怖くて、協議の発表や司会進行などありえない!と思っていましたが、今回は、自分の出来映えなどどうでもよくなりました。
やらなきゃ力はつかない。やれば力になるかも。そんな、度胸もついていました。

質問されても、それなりに反応できます。
周りの話も、聞いていて面白いし、勉強になり、自分も相応の質問ができる。
同じくらいの経験年数だから、考え方や知識が大きく違うこともなく、安心して発言できます(実際の職場だと、経験年数や知識量がバラバラで、いろいろ豊富な人の意見が強くなりがち)。
一定の経験も積んでいるので、皆さん穏やかで落ち着いていて、論破したり、反論したりするようなこともありません。


研修といえば、未熟者のイメージでしたが、自分も周りも中堅の立場。その立場での、研修です。
様々な意味で、予想外に、楽しめました。

学び多き研修にしたいです。