心配と不安が強く、ひとりでは何もできなかった長女。2歳前後のときは、遊具に他の子がいると避けるほどでした。

今は、
出店などで、自分でお金を渡し、自分で注文できるようになりました。
店員さんの問いかけに、答えられるようになりました。
知らない人に「すみません」と言って道を空けてもらうことができるようになりました。
慣れた場所なら一人でトイレに行けるようになりました。
など、一皮むけました。


長女の心の成長と共に、大好きな「はじめてのおつかい」の影響もあったように思います。
あの番組を繰り返し繰り返し見て、自分を投影していたのかなぁと。
幼い頃、子どもの遊び場などで行われるダンスなどを、見ているだけで、一切輪の中に入ろうとしなかった長女。
私は、母子分離ができないことにどんよりしました。周りの子たちがすんなりできることを、この子はなぜできないのだろうと、暗い気持ちになりました。
しかし、何かの本で、「見ることで、自分もやっている気になる」と知り、長女もそのパターンなのかな、と思いました。
以来、見るだけでもよし、として、長女が「できない」「やりたくない」と言うことは、私が引き受けてきました。そもそも、長女が「やらない」と言う時点で、こちらがどう説得しようと絶対にやらないので。
内心「何も自分でできない子になったらどうしよう…」という不安はありましたが、「見ることも経験」と割りきりました。

そうして、少しずつ進んできて、今。
できるようになるのに、他の子よりも少し時間がかかりましたが、できることが増えました。
大丈夫。
ちゃんとできるようになる。
昔の私に伝えたいです。


この時期、学校前の通学路を通ると、2年前に長女を引きずるように学校へ連れていった日々を思い出します。
このまま学校へ行かなくなったらどうしよう、と思っていました。自分の仕事は続けられるのか、学校の代わりとなる場所はどうしたらいいか、悶々と考えていた日々。
あの頃の、光が見えないトンネルは抜けた、としみじみ思います。