布団が温くて、朝起きたくありません。
仕事に行くのが面倒だと感じます。
毎日を生きていくには、人はいろいろなことをこなさなければならないのだと、大人になってしみじみ分かりました。
私が小さい頃、母親は休みの日でもバタバタと動いていました。何がそんなに忙しいのだろう、と私は思いました。
しかし、「お母さんはやることがたくさんあるのよ」と言っていた理由が、今ならよく分かります。
休みの日、やることは山積み。
古紙をまとめて、ひもでくくらなきゃ。
トイレ掃除を今のうちにやっておこう。
ガスコンロがいい加減汚すぎるから、きれいにしたい。
家具の後ろのほこりが気になる。
いらない本を整理したい。
消臭剤を買わなきゃ。
本当に、ちょっとしたことが、たくさんあるのです。
あれも、これもと、終わらない。
普通に生きていくって、本当にやることが多いなぁとしみじみ思います。
もし違う人生だったら、時間に追われず、落ち着いて、ゆとりをもってできるのかなぁ。
そういう風に思うとき、私は、都心の便利な場所に住む、裕福な専業主婦を想像します。
朝ごはんを作って、家族を送り出して、家事をこなし、帰宅した子どもを迎え、夕食を作る。優雅な自分時間をとりながら。
時間とお金にゆとりがあって、羨ましいなぁと思う存在ですが。
きっと、身なりをきちんとしなくちゃいけない。
きっと、ご近所付き合いや親戚付き合いが丁寧だ。
きっと、家事や育児に手を抜けない。
そんな生活は、私には続きません。
私には向いていないと思います。
せかせかと、やることに追われ、それなりに仕事をして給料をいただき、家族や友達と楽しい時間を過ごす。
そんな毎日が、幸せで、心地いいのです。
憂鬱でだるいときがあっても、今の人生が一番心地いい。