foresta gel ことモリシゲです。

 

50代の声を聞いてから、来し方を振り返ってみたことがあります。

 

結婚もし、子供もできてがむしゃらに頑張った充実の30代。

とにかく生きていくのに精いっぱいだったよな。

 

小さな部署の責任者として、自分で仕事を引っ張った40代。

夢中で頑張ったよなあ。

 

そして、いつしか時は流れ50代半ば、

大きな責任を背負って、さらに無我夢中に駆け抜けようとするが

体がついていかない、若い時のあふれんばかりのエネルギーがでてこない。

若い子に任せなければという思いもあり、

実際若いパワーに押されて少しづつ少しづつ前線から遠ざかり

ガツンと手ごたえある仕事の面白さが減ってくる

マラソンのゴールが、まだゴールテープは見えないけれど、

心の中で少しづつ少しづつ近づいていくのがわかるんだ。

 

ふっと我に返る。

俺って本当にこのままでいいのか?

 

 

プロジェクト任されて、利益利益で突っ走り、自己承認要求を満たすべく、

我先に果実を取りに行く毎日。

これまで、30代、40代、そして50代とささやかな、時には大きな成果を積み上げてここまで来た。

 

そのたびに、やっぱ俺ってすごいよな、とひそかに自己満足に浸る。

そのささやかな喜びの前に、すぐ次のプロジェクトが目の前に現れ、

また目標に向かってがむしゃらに歩みだす。人生の時間は、そのために使ってきた。

家族との生活は犠牲にしてきた。多くの人生の時間を仕事に費やした。

次から次から発生する仕事をひたすらこなしてきた。

それでいいんだという思いもある。自分をほめてやりたいという思いもある。

 

でも、そのようながむしゃらにやってきた夢の時代は必ず終わる。

50代後半。定年退職のゴールが見えてくる。

次から次から仕事をこなして、何が残ったんだろうか。いや何かが残ったはずだ。

何かが。そう思うのだが、そうだと言い切れないだろうと言うもう一人の自分がそこにいる。

 

一緒に頑張ってきた30代、40代アブラの乗った若い人たちが、

嬉しそうに、はい、ご苦労様でした、おかげさまでしたと、

私をぐいぐいと押し出そうとする夢を見る。

 

「いや、お前らちょっと、ちょっとまて、そんなに押すな。崖から落ちるじゃないか。」

「まだだ待ってくれ。まだなんだあ。」

 

夢は醒めたが、実は全然醒めてない。本当に誰も待ってはくれない。

だれも助けてはくれないのよ。

これまでなにか問題が発生するたびにやさしくサポートしてくれたあの上司は

もうどこにもいない。

 

 

 

自分で生きて行ってください。ご卒業おめでとうございまーす。と言われて、

楽しかったあの生活は一瞬で終わる。

 

「さあ、その時お前はどうするんだ。

ずっと家にいるつもりか?」自問自答する。

 

大好きな釣り三昧の生活が待っているから大丈夫だ、と思ってみた。

いや、釣りなんか月に一回行くから楽しいんであって、

毎日釣り行って楽しいとは思えん。それならとっくに釣りの専門家になっている。

 

カメラを買って日本を旅行して回ろう。楽しそうだ。

でもしばらく考えてみる。私にはとても無理だ。カメラなんか趣味でも何でもない。

旅行なんか行ったこともない。女子でもないのに、スイーツ食ってインスタに上げて

何が面白いのかいまいち、わからん。

第一旅費をどうするんだ。年金は20代から切れ目なく払い続けたのに

月10万ちょっとしか出ない。

 

嫁さんとべったり、一日中張り付いて過ごす。

ずーっと張り付いて生活することになるのだろう。

それしかなさそうだ。そして「ぬれ落ち葉」と呼ばれ、

愛想をつかされ熟年離婚。

オトコはここからあっという間にあの世へ行く。

 

 

これって読んだことあるぞ。

まさか、エネルギッシュで将来が明るかったこの私の目前に

この光景が迫るとは思いもよらんかったわ。

 

 

「さあ、どうする。本当にどうするつもりなんだ。お前は」

 

 

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そこから始まった私の格闘をブログに記していきたいと思います。

定年までまだ何年かあります。

それまで、いろいろなことにチャレンジする人生に転換したい。

 

このブログを通じて、同じお立場におられる皆様方と情報を共有し、

ともに定年退職後の超絶明るい未来を構築するお仲間づくり、コミュニティーづくりが出来たらいいなと思います。

 

ではゆっくりと、語り始めていきたいと思います。