「土産話」というと旅先のトピックスみたいなことだろうけれど、これは旅行での往復のお土産の話。
自分の教え子と言えどもわざわざ日本から訪ねるとなれば、ささやかでもお土産がいるだろう。でもスーツケースを抱えて各地を移動し、20人ほどに会うとすると重いものやかさ張るものはNGだ。そこで教え子たちには浮世絵等の柄の小風呂敷を、各先生方には紅茶セットを用意した。
ところが、出発前のブログに書いたように準備の途中で3人から日本の化粧品を買ってきて欲しいとリクエストを受け、これが結構重くてかさ張るものになった。それでもスーツケース1つに何とか納まった。
化粧品は旅行前半の青島と烟台でそれぞれに手渡したところで荷物がスカスカになったが、今度は烟台を去る時に駅へ見送りに来たイー・カカから実家で栽培しているリンゴを20個近くお土産にいただいた。リンゴは烟台地方の名産なのだが、これはまた量が多い。(写真が無いので分かりにくいのが残念) イーさんには申し訳ないけれど次の訪問地濰坊で2人にお裾分けをして1/3だけ日本に持って帰った。
濰坊では同僚教師たちとの食事会の後、バオ先生から中国銘酒の白酒を贈られた。教師時代、先生のお宅で酔い潰れるほどしこたま白酒を飲んだことをずっと覚えておられるのだ。化粧箱に入ったのを2本もいただいた。これも結構な荷物だがありがたく日本に持ち帰った。
私自身の土産の買い物としては、前々号の#7で書いたように中国茶と幼児用のおもちゃだけで、帰りのスーツケースには余裕が生じた。

いただいた中国銘酒の「白酒」/小さな子供たちへのお土産/教え子にはこんな小風呂敷を