3月第2週に後期授業が始まった。前期の2年生(08級)の授業では北京での日本語教師の経験が生きて、幸いスムーズに軌道に乗ることが出来た。さらにノウハウらしきものも得た。後期の1年生(09級)の授業もそれを基にし、冬休みに用意をした”日本の文化”的なものをプラスすればよかった。加えるにクラスが一つになる楽さもある。繰り返しになるが、2年生は2クラス(合計53人)に対して1年生は47人で1クラス。2クラスに分かれていたのが、1回で済むというのは大変都合がよかった。両クラスの進捗等のバランスをとる必要がなくなるから、学校行事などで休講が生じても何の苦労もない。そして、授業は初めてだが既に我が宿舎に来てくれるなど馴染みの学生もできている。いいことづくめなのだが、一つやりづらいことがある。1年生だから日本語は半年しか習っていないので、私の日本語を聴き取り切れない。そこで、モリキさんもそうしていたように既に抜群の日本語力をもつタケシ君を授業の通訳とした。
   最初の授業で私の授業の進め方や教室の中は日本だと考えること、全員に日本の呼び名をつけるのでそれで呼び合うことなどを説明し、タケシ君を通訳にすることも周知させた。そして、顔写真付きのカードをつくるため下の写真のようにして全員の写真を撮り、自己紹介票を配って次回までの宿題として記入させた。
   教科書に沿った授業の進め方を改めて記すと、①私が会話の模範の発声をする→②私と一緒に声を揃えて発声する→③生徒たちだけで発声する→④なりきり会話を行う(順に指名された者が起立して会話の人物の役になって発声する)
   授業初日の手帳の記事には「教室は盛り上がり、今後が楽しみ」と記してあり、満足感が表れている。