何とも奇妙な並びのタイトルだが、実は昨日(2月4日)の朝日新聞夕刊の一面に載った言葉なのだ。
「 ベーゴマ」は夕刊一面の『ベーゴマ熱 キューポラの街』」という見出しと、その記事の主人公なのである。なぜそんな「ベーゴマ」の見出しに惹かれたかというと、私の少年期の忘れることの出来ない遊びなのだ。年代が共通する方々には恐らく同じ郷愁の思いがあるだろうと思う。ベーゴマのほかに「ビー玉」とか「メンコ」などで、勝った負けたの勝負をしていたのである。女性では「おはじき」というのが人気で、これらの遊び(一種の勝負事)で男女がまみえることはまずなかった。
ビー玉やメンコには遊戯道具自体には”仕掛け”は無かったが、ベーゴマは高速で回す技量のほかに、コマそのものを加工して”強くする”ことが出来た。主にヤスリなどで加工して相手のコマとぶつかる時の威力を高めることが出来たのだ。
・・・で、ベーゴマは鋳物製なのだが、今や国内の製造業者は一社しかなく、それは鋳物の街として知られる埼玉県川口市にあるという。
そして記事には、川口市は吉永小百合・浜田光男主演の青春映画「キューポラのある街」の舞台であることが載っていた。改めて言うまでもなく「キューポラのある街」は、その後吉永小百合を日本のトップ女優へと導く出世作となった。
なお「キューポラ」というのは鋳物の溶鉱炉の型式の一つであることを今回初めて知った次第である。
見出しのもう一つ「コロナ」は『クルーズ船客の集団感染が判明し、対岸の火事と思われていたコロナ禍が、わがこととして迫って来たのが5年前の今日』と一面のコラム欄に載ったものだ。
日本でコロナの脅威が本格的に認識されることになったという”事件”である。
当時の記事を改めて見てみると、クルーズ船は「ダイヤモンド・プリンセス号」と言い、乗客、船員合わせて3713人の搭乗者の内、最終的に712人が感染したとある。
その後「燎原の火」のごとく地球規模の感染拡大となり、病原体は変異を重ねて来たことはここで書くまでもない。