「本当の人生、見つけましたました」という朝日の連載特集の第一回目が今日で、『終点、まだまだ 日本全駅制覇』という記事があった。
現在御歳80歳で、16年かけて9769駅を撮影したという羨ましい「乗り鉄、撮り鉄」さんである。
その記事に添えられた写真が大学時代に使った北海道周遊切符であった。食い入るように券面を見ると、発券日は昭和40年8月3日、有効期間18日、2等車で6600円とある。
何と私は、大学2年の夏休みで同じ年の同じ時期に東北周遊切符で東北旅行をしていたのだ。猪苗代湖を皮切りに五色沼や会津若松城、仙台七夕、牡鹿半島、松島、中尊寺、三陸海岸、八幡平などを観光しながら八戸の友人宅を目指した。友人は高校時代のクラスメート。その姉妹とも親しく、皆さんの夏休みの帰省に合わせて実家でご一緒させていただいたわけである。友人の車で十和田湖や奥入瀬渓流などを案内してもらったりして12日だかの周遊切符の有効期間も切れてしまい、帰りは三沢空港から飛行機で帰京した。飛行機はYS-11という国産機で飛行高度が低く、天気も快晴で松島や磐梯山などが間近にクッキリ見えて、文字通り東北観光旅行の有終の美を飾ってくれた。

因みに翌年の夏休みは北海道に行ったのだが、大学の実習を兼ねての旅行で1ケ月ほどの期間があるため周遊券は使うことはなく、実習地の網走地方を折り返し点に往路、復路の観光を学友と楽しんだ。