昨年2月にロシアがウクライナ領土に侵攻してから1年半以上が経ち、戦況は泥沼化して行方は未だに判然としない。我が国を含め、米国を筆頭とする西欧諸国は概ね「ウクライナは善良な被害者、ロシアは悪業の加害者」として、ウクライナ支援、ロシア非難の姿勢を続けて来た。
そんな中、今日(23日)の朝日新聞の読書欄に『ウクライナ動乱 ソ連解体から露ウ戦争まで』という著書の書評を載せていた。
筆者は松里公孝氏。著者紹介に「東大教授。専門はロシア帝国史やウクライナなど旧ソ連圏の現代政治」とある。
現在、毎日のようにテレビでコメンテーターが口角泡飛ばして論じているが、ほとんどはウクライナ擁護、ロシア非難である。それに対してこの両国の事情に通じている著者の論はそれ一辺倒ではない。
書評を紹介しきれないのが残念だが、ソ連解体とロシア、ウクライナ国内での民族対立や経済停滞などの事情に詳しい著者は「単にウクライナが勝つだけでは平和は訪れない」とし、評者は「こうした(著者の)評価をウクライナ政府に厳しいと感じる人もいるだろう」と論じている。
買って読んでみたい一冊である。
前回投稿(19日)で、肘を故障した大リーグの大谷選手が20試合ほどを残して今季の出場を諦め、手術をすることになったことを取り上げたが、投稿のその日に即手術を受けたのだそうだ。
そして、来季はシーズン初めから打者としては出場、投手としては再来季からと発表された。来季は投打の二刀流が見られないのが残念だが、打者に専念したらどれほどホームランを打つだろうかという新たな期待もある。
プロ野球には全く興味がなく、大リーグでもほとんど大谷選手への関心ばかりで、来年はシーズンホームランや塁打数など大リーグ記録に迫るものを期待したい。