鳴り物入りで行われた佐川宜寿前国税庁長官の国会喚問。理財局長時代の森友学園疑惑、特に公文書改ざん問題についての答弁が注目されたが、予想通りと言うか核心の部分はほとんど証言を「控えさせていただきます」の一辺倒で、隠ぺいされたまま終わった。
これについては百家争鳴、いろいろ論評されているが、私にしてみれば「あっぱれ、官僚魂!」と言いたいところだ。自己保身、組織護持、(自分の栄達に関わる)上への忠義心と忖度、誤りを誤りと認めないお役所気質・・・立派なものである。政府・与党は「(安倍首相や昭恵夫人に関する)疑惑が晴れた」と国会混乱の収束を図るつもりだし、野党側は「疑惑がますます深まった」といきり立っている。後は検察の取り調べ結果を待つだけになるのか。


突然のこと、北朝鮮の金正恩委員長が北京を訪問し中国の習近平国家主席と会談したという。来月の南北首脳会談や5月に予定される米朝首脳会談に向けて、もう一方の強大な影響力をもつ中国の理解を求めるためだとされる。これに対して周主席も好意的に「理解」したと報じられている。日本は”蚊帳の外”に置かれたままだが、北朝鮮が片意地張って世界に弓引く愚を本気で改めるつもりなら拍手をもって支持するしかないだろう。悪の帝国も世界的な制裁措置に屈した、と単純に言ってよいのだろうか、水面下のことは私には分からない。


部屋の力士貴ノ岩が日馬富士から暴行を受けて以来、相撲協会を敵にして頑な態度を貫いて来た貴乃花親方が、自身の部屋の中で暴力事件が起きてから態度を変え始めた。報道記者のインタビューでも神妙な顔で答えていたし、内閣府に提出していた相撲協会への告発状を取り下げ、昨日(28日)は異例の臨時年寄り総会が開かれ貴乃花親方が謝罪したという。これまでの態度に対してまだまだ許せないとする親方衆もいるようだが、本当に協会の一員として大相撲の発展に一致協力する考えなら、貴乃花の力を発揮させる方向で和解した方が良策だと考えるが。