東京都知事選挙が今日告示され、2月9日の投票に向けて選挙戦の幕が切って落とされた。最近は「後から立候補表明する方がインパクトがあって有利 」とされ”後出しジャンケン”と揶揄されているが、取りあえず有力候補の顔ぶれが出揃ってのスタートである。前哨戦では原発ばかりに焦点が当たっていたが、日本の首都であり1300万人という巨大都市の舵取りを選ぶ選挙であり、国政への影響も極めて大きい。単なる人気投票に終わらず、また逆にシラケた棄権層が出ないよう実のある選挙戦を期待したい。

   プロ野球楽天の田中将大投手の米大リーグのヤンキース入りが決まり、その多額な契約金に沸いている。7年契約で総額1億5500万㌦とされ、1年当たり23億円になると言う。イチローや松坂、ダルビッシュらが日本のプロ野球では考えられない高額の年棒を得ているが、それを遥かに凌ぐ額になる。日本にいれば松井やイチローでも5億か6億だ。確かに昨年の24連勝無敗というマー君の成績はもの凄い。恐らくこの記録は永久に破られないだろう。しかし、大リーグ随一の金満球団ヤンキースと言えども、かなり高い買い物だと思う。私の大胆評価では、大リーグのマー君はイチローとダルビッシュ以下。松井くらいの実績が出せればいいところと考える。

   日本人横綱が待望久しい大相撲。今場所、2度目の綱取り場所となる稀勢の里が早々に脱落して興冷めの中で遠藤の人気が沸騰している。初土俵からたった4場所で入幕して注目を集め、6場所目の今場所も昨日まで9勝2敗。そのため今日は大関琴奨菊との取組みが組まれた。結果は琴奨菊が格の違いを見せつけて勝ったが、まだザンバラ髪で涼しい顔つきにして大物の雰囲気も漂うこの新鋭を私も大いに期待している。 


[今日の花] 

   先日来、早春の兆しを求めてブログにアップしているが、神代植物園の早咲き種のウメに開花の歩みが見られる。 
   ウメ園に一本しかない「冬至」は今や一~二分咲きにまでなった(写真左上)。最も本数の多い「白難波」はほとんど蕾だけの段階だが、その中で写真の右上のように2,3輪の開花を見つけた。
   ウメ園にないのでウォッチから漏れていた「寒紅梅」がもう5分咲きほどになっている(写真下3枚)。ツツジ園の一角にあり見逃していて迂闊であった。 

      

       


   下左はミツマタ)の花の蕾。今にも弾けんばかりであるが、その気にさせて咲くのはまだ先。下右はロウバイ)で、10日付けのブログに載せたのとは別の所で見つけた。数本並んで枯れ坊主だったロウバイはの方は相変わらずなのだが・・・。

   
         ミツマタ三椏)の蕾               ロウバイ蝋梅