連日の猛暑続きだが、昨日は九州から東海まで梅雨が明けたそうである。関東地方では一日早く明けている。 近年、春の桜前線は南から順に北上するのではなくて、東京地方が他より先になることが多い。都市部の温暖化が原因といわれるが、梅雨入り・梅雨明けは南の地方から順に移って行くものと思っていたので意外な感じだ。
いずれにせよ、昨日は全国的に真夏日・猛暑日となり熱中症になる人が続出したそうだし、東京では落雷で死者も出た。手荒な真夏の幕開けである。
だが、梅雨明け前には大雨による被害を出すことがよくあり、昨年は九州を中心に「これまで経験をしたことがない」と言われた激しい豪雨で大きな被害が出たが、今年はそれがなかったことを良しとしたい。
梅雨明けの猛暑でよく想い出すことがある。大学に入った年の夏休みのアルバイトのことで、もう50年近く前の話だ。
そのバイトはJR(当時国鉄)蒲田駅に出来て間もない駅ビルのショッピングモールのマーケット調査の仕事であった。通行人にアンケートをするようなものではなく、家庭を訪問して聴き取り調査をするものである。地域や購買層に片寄りがないように相棒と手分けをし、見知らぬ土地の炎天下をひたすら歩いて家を訪ね回った。数日間のことであったが、とにかく暑かったことを今だに忘れない。
調査対象には高級住宅地として知られる田園調布も含まれていて、そういう所にも訪ね入った。インターホンで用件を告げたら品のよいメードさんが出て来て、門から数十メートルあろうかという玄関まで案内され奥様らしい人に通されたこともあった。暑さとともにそんなことも印象に残っているバイトであった。東京オリンピックの開会2ケ月前のことである。
参議院選挙戦の真っ只中、”アラブの春”の本家エジプトが再び混迷化、電力4社が原発10基の再稼働を求めて安全審査の申請 、炎天下で繰り広げられる高校野球の全国の地区大会・・・・暑い夏がこれから続く。
[今日の花]
自生の花ではなく神代植物園の花壇で梅雨明け前に撮ったもの。何かよそよそしさを感じるのだが。

ラベンダー(シソ科)=ハーブの代表選手で北海道・富良野のラベンダー畑は有名だ
スカシユリ(透百合:ユリ科)=人気の園芸花。よく知られるエゾスカシユリは近縁種である

アマリリス(ヒガンバナ科)=南米が原産という園芸雑種