今週の朝日新聞は大きなページを割いて北方領土問題を取り上げていた。
そもそも「北方領土」というのは1960年代ころから日本政府が使い始めた言葉だという。確かに旧ソ連、現ロシアからみれば「南方」の問題であろう。
それはともかくとして、1991年に当時ソ連のゴルバチョフ首相が日本を訪問するにあたって、「その問題」を法律や外交、日本の事情通などの専門家を集めて密かに研究・検討させた文書が残っており、それを朝日新聞が入手したとあった。その内容は「ヤルタ協定、ポツダム宣言、サンフランシスコ講和条約、日ソ共同宣言などを検証した結果、①日ソ間には4島について紛争が法的に存在する ②サンフランシスコ講和条約では国後・択捉におけるソ連の法的立場は有利だが、領有の法的手続きは完了していない ③歯舞・色丹は日ソ共同宣言でソ連の引き渡し義務は有効である ③紛争が法的性格をを帯びることから国際司法裁判所の審査対象になりうる」と書かれており、ソ連崩壊後もロシア政権に文書が引き継がれている・・・と報じている。
そして翌日の紙面には見開き2ページにわたって、『日本とロシア・ソ連の国境の変遷』という特集記事を組んでいた。それには①問題の経緯 ②1980年代前半までの北方領土をめぐる主な条約、声明など ③1986年以降の北方領土をめぐる発言 ④千島列島の定義をめぐる発言・見解 ⑤ソ連崩壊後の主な合意について詳しく書かれていた。
これまで北方領土だけでなく尖閣諸島や竹島問題でも、関係両国が「我が国固有の領土であり、領土問題は存在しない」と木で鼻をくくるような見解を出し続けているが、このような検証を国民に提供すべきではないかと考える。(我田引水の検証であってはならないけれど・・・)
「セイヨウシャクナゲ」
先のボタン(牡丹)に勝るとも劣らぬ華やかさをもつシャクナゲ(石楠花)の内、セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)が見頃のピークに差しかかっている。 ツツジ(躑躅)の仲間だが、5弁の花が5~10個房状ないし毬状に咲くので質量感があって見栄えがする。神代植物園では色とりどり、セイヨウシャクナゲの園芸種が艶を競っていた。

ホソバシャクナゲ アイボリースカーレット サッフォー

ルビーボウマン ツクシシャクナゲ

クレスト イブニングクロー