毎日、新聞を読んでいて看板コラムの「天声人語」には頷くことが多い。、昨日はこんな話が載っていた。
   『世の中には「話上手」や「聞き上手」などのほか「叱られ上手」や「叱り上手」がおり、上手に叱れる上司は「ほめ上手」でもある。褒めるから叱れて省み、叱るからほめられて喜ぶ。太陽と水で育つにどこか似ている。太陽だけでは干からび、雨ばかりでは根が腐る。「ほめる」と「叱る」の理想比は7対3から8対2辺りらしい。その塩梅(あんばい)が人づくりを左右する・・・』  昔から「三つ叱って七ほめる」とか「三つ叱って、五つほめ、七つ教えて子は育つ」という故事ことわざががあるが、それと同じことを言っているのであろう。
  
   私がこのことを取り上げたのは柔道界の体罰や暴言が社会問題になり、そして今小学校の女教師の児童に対する暴言が話題になっているからだ。それらにはどうも「ほめる」ということがないらしい。指導者の強い立場に威を借りて、一方的に叱るだけになっているようだ。育てる意識よりは自らの感情の吐け口としての行動と言ってよい。
   調布市の女教師の暴言の内容は保護者が児童に持たせたボイスレコーダーに録音され、テレビで繰り返し流された。ところで、そのテレビでも新聞でも学校や教師の名前はまだ伏せられているが、インターネット上には名前から写真まで流れているのである。

   インターネットという便利な情報手段をこういう人の興味につけ込んで暴露するような使い方をすることに私は嫌悪を覚えるのだが、今度は選挙にインターネットの利用を解禁することになるようだ。私はこれには反対である。ハッカーやらサイバー攻撃やら、先の遠隔なりすまし事件など、インターネットの悪用の弊害は枚挙にいとまがない。きっと滅茶苦茶な混乱が起こる予感がしている。

 [草叢の花]

クサフジ草藤:マメ科)=昨年まで目にしたことがなく初めて見た。蔓や葉がカラスノエンドウに似ているが、花の大きさなどが全く異なり、図鑑に照らして名前が分かった。
ホウチャクソウ宝鐸草:ユリ科)=同じ属のアマドコロやナルコユリと似たような花が垂れ下がる。
オニタビラコ鬼田平子:キク科)=春から夏にかけての長い期間、至る所で繁茂している「雑草の王」的存在。
オドリコソウ踊り子草:シソ科)=花の形が菅笠をかぶった踊り子に似ていることから名付けられた。白~薄紅色の花は見ることがあるが、淡黄色は初めて。図鑑にはこういう色のものが載っていて納得。
シラユキゲシ白雪芥子:ケシ科)=毎年見ている花だが、今年はピークを過ぎてやや精彩を欠いていた。
ムラサキカタバ紫傍食:カタバミ科)=黄色のカタバミより花が大きい 

 
        ①クサフジ           ②ホウチャクソウ            ③オニタビラコ           

    
    
           ④オドリコソウ            ⑤シラユキゲシ                   ムラサキカタバミ