夏の祭典、全国高校野球選手権が佳境に入っている。例年、この真夏時期に全国の家庭のクーラーの効いた室内でテレビ観戦をするため、一年の内で消費電力が最大になると言われている。今年の大会序盤はロンドン・オリンピックと重なったため、テレビ観戦はオリンピックの方に流れた感があった。
   今大会は大阪桐蔭が春夏連覇を達成するか、はたまた昨夏・今春2大会連続準優勝の青森・光星学院が悲願の初優勝なるかに注目が集まっていた。そして両校とも今日の準々決勝戦に勝って、いよいよ準決勝に駒を進めた。
   この間に最も全国の野球ファンの関心を引きつけたのは神奈川・桐光学園の松井投手であったろう。初戦で22個という大変な奪三振記録を作ったと思ったら、その後も19-12-15三振を奪い、4試合で68個という三振を奪った。1試合平均で17個というすごい記録である。武運つたなく今日光星学院に敗れ去ったが、テレビで自分が目撃して脳裏に深く焼き付いた記録であった。

さて、五輪印象記の続きである。

6.フェンシング・アーチェリー

   洋式の剣道、弓道というべきフェンシングとアーチェリーが脚光を浴びた。
   フェンシングは太田雄貴が北京オリンピックで銀メダルを取って注目されたが、一般の人にはまだ馴染みが薄く太田個人の記録と捉えていた。だが今度は太田を含めた団体(選手4人)で、世界1位のイタリアと決勝を争い銀メダルに輝いたのだ。特別な個人が活躍したというのではなく、団体戦でのこの成績は日本の競技レベルが高いことを示している。これは前に触れたナショナルトレーニングセンター設立の効果と太田が競技への支援の道を拓いた結果であろうと推察している。いずれにしても今後この競技への理解、支援が深まることだろうと思うのである。
   
   アーチェリーは山本博が先覚者としてロサンジェルスで銅、アテネで銀と2度のメダル獲得で競技の注目も得たが、これもまた山本個人の特別な存在と見られていたように思う。それが今回は男子個人で古川高晴が銀メダル、女子団体で銅メダルを獲得し、競技の底の広さを見せつけたのである。
   マイナー競技と言っては失礼だが、こういう種目では(突出した)個人がメダルを取るより団体戦で活躍する方が断然競技に対するアピール力があると思うのである。
   なおこの2つのメダル獲得のシーンは残念ながらVTRのハイライトによるものであったが、フェンシングの一瞬も目が離せない技の緊迫感、アーチェリー3位決定戦でエースの早川漣最後の射がど真ん中の10点を射抜いた瞬間が忘れられない。


[今日の花]

    
       ヤブデマリ
手毬:スイカズラ科) すでに盛りは過ぎてしまったが・・・


         
                    アベリア
(別名ハナゾノツクバネウツギ:スイカズラ科)

   
                      スイレン
睡蓮:スイレン科)