穏やかな天候の週末、井之頭池から流れ出る神田川で大勢の子供たちが水遊びに興じていた。水深は10~20センチ、水は澄んでいるとも言えないが川底は透明によく見える安全な水場である。ここは日頃から親子のザリガニ取り遊びの姿を見かける場所である。余りたくさん棲息しているわけではないが、それでも”釣果”をよく目にする。この日はすぐそばの広場で親子連れグループがピクニックをしていて、その子供たちが水遊びをしていたのである。
   
   遊びはスルメを餌にしたザリガニ釣りか玉網による小魚すくいであった。私も小さいころはよくザリガニ釣りをした。餌は現在のようにスルメも使ったが一番よく釣れるのは蛙であった。田んぼや小川の青ガエルを網で捕まえて、皮を剥いてタコ糸に結びつけるのだが、これは本当によく釣れた。  今は東京近辺で青ガエルなどいないから、手っ取り早いスルメである。蛙より効果は落ちるが、スルメより釣れるのは殻を剥いたザリガニ自身の身であった。でも今はザリガニ自体が”貴重品”であるから、そんな勿体ないことはできないであろう。
  
   それと時折見る獲物はどうもニホンザリガニのようだ。かつてはニホンザリガニより大型で殻が赤くてゴツゴツしたアメリカザリガニが川に田んぼに大繁殖していて、悪者扱いをされていたものである。鋏(手)で鋏まれると本当に痛かった。
   ザリガニは泥水に棲んでおり、見かけもいかついので余り食用にはしなかったが、食べると美味しいものである。ただ、頭の部分を取り去り、殻を剥くと身はほんの少ししかないので、バケツ一杯くらい取っても食べられる身はドンブリ一杯分くらいしかなかった。 

     水遊びを楽しむ子供たち

         何を取っているの?

  こちらはザリガニ釣り   

               岩登り?

    「ザリガニがいた!}の声に一斉に川を覗き込む 

   こちらはカップル?のカルガモがのんびりと