昨日は家の中にいてもうだるような暑さであった。
  家人が出かけて一人になった日中、エアコンを入れたが、これは今年2回目のことである。
  家内は冷房が好きではなく、国から「節電」を言われるまでもなくエアコンはほとんど使うことがなかった。去年も今年も夏の暑さは厳しいと感じているのだが、私も冷房慣れしないよう極力扇風機で間に合わせていた。 
   エアコンを入れたらたちまち快適になったが、プールに泳ぎに行くためわずか1時間ほどで切って家を出た。今日も朝からエアコンなしである。

   さて、話題をタイトルの本題に移そう。
   8月7日の[天声人語]に次のようなことが書いてあった。興味を引いたのだが、その日のブログは8月6日の記事で一杯になったため、取り上げることが出来なかった。
   [ヨーロッパの北部では蝉が珍しく、鳴き声を知らない人も多いそうだ。だからイソップ物語の「アリとセミ」も、かの地では「アリとキリギリス」に役者が変わる。かつてドイツから来日した人が、蝉の鳴きしきる木立を見て「あの鳴く木がほしい」と言った。そんな話も聞いたことがある・・・]  
   姿が見えない蝉の鳴き声を木が鳴いていると思った話がなんとも楽しい。
   今年の蝉の鳴き声について2度ばかりこのブログで触れたが、蝉にまつわる面白い記事に出遭ったので紹介しようと思った次第である。

   「なでしこジャパン」の国民栄誉賞の受賞にあたって、イチローが十分に国民栄誉賞に値するアスリートであることをこのブログに書いた。その後ほどなく、実はイチローは栄誉賞の推挙を受けたのだが、辞退していたことを知った。
   受賞を辞退したのは2001年10月のことである。その年はイチローがアメリカに渡って大リーグの一年目であった。 日本ではかっかくたる成績を挙げていたものの、大リーグでの活躍を危ぶむ声もあった中、両リーグ最多の242安打という大変な記録を残して、新人王は言うに及ばずMVP、首位打者、盗塁王などを獲得し、日本中を熱狂させた。
   誰しもこれ一事だけで国民栄誉賞に値すると思ったであろう。しかし彼にはこれにとどまる考えはなかった。受賞辞退は「これは単なる通過点で、まだこれから進化するのだ」という強烈なメッセージであった。そしてその後も誰もが脱帽する活躍を続けたのである。 
   今シーズンはまだ低迷を続けているが、この男には本当に夢と勇気をもらって来た。
 

[今日の花]

アベリア:別名ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)
   別名を聞けば同じスイカズラ科のタニウツギ(谷空木)やベニウツギ(紅空木)の仲間かと思う。確かに 漏斗状鐘型で先が5裂した花冠はそれらの花と形が似ている。
   しかし真夏を中心に3ケ月くらい長く咲き続けているこの花は、公園や庭木などどこでも見かけるものの、何か存在感が薄い。低木でかつ密集して花をつけるのだが、目立たず写真にも撮りにくい。