経済音痴を自認する私だが、このところ取り上げてきた話題の「円高」「米国債の格下げ」が同根の問題であることが分かった。そして今日の新聞で驚く状況を知った。
「超大国の債務危機 日本化? 政治混迷が阻む再生」という見出しの、アメリカの憂慮すべき政治の実態を描くコラム記事である。「政治混迷が阻む再生」という部分だけ見れば、まさしく震災後の日本の現状を憂える記事と錯覚する。
筆者の米国の友人たちから最近は「米国の悪政には日本人もあきれるだろう」と水を向けられるのだそうだ。国が債務不履行の破局に陥る瀬戸際まで「国益よりも党益、党益よりも保身に走る議会に人々はうんざり」なのだそうである。「問題の核心を直視せず、非難合戦を続け、痛みを伴う決断は後回し」即ち「米国の政治が日本型に近づいている」と言う。
しかし、コラムの終わりで米国記者の話として、日米の違いは「米国の政治にはそれでも世界が注視し続けるが、日本の政治にはもはや世界は興味を失いつつあることだろう」と結んでいる。やれやれ、情けない国に我々は住んでいるものだ。
そして、その情けない国を象徴するように一面には「内閣支持率 最低14%」という見出しが躍っている。ところが別の面を見ると「首相、9月訪米意欲」と出ていて、菅首相は国民の支持には関係なく、居座りを続ける意向満々なのである。ああ・・・
読者の声の欄にはこんな投書が載っていた。 「『頂きます』のない給食とは」
ある小学校では給食の始めに「いただきます」を言わずに、笛(もしくは太鼓)の合図で食べ始めるというのだ。
理由は給食費を払っているのだから「頂きます」と言うのはおかしい、という親のクレームがあったからだとか。投書者も書いているように、金を払ったのだから感謝の気持ちは必要ないという理由にはあきれ返る。金を出す出さない以前の、自然の恵みや食材をつくる労苦に対する感謝の気持ちとして「頂きます」「ごちそうさま」の言葉に表すものであろう。
クレームする親も親だが、教育の現場としてそんなクレームに従う学校も学校である。いや、モンスターペアレントのご時世、我々はとてもついて行けない。
[今日の花]
アメリカデイゴ
マメ科の落葉低木で鹿児島県の県花である。色鮮やかな真紅の花が目を惹きつける。和名をカイコウズ(海紅豆)と言い、沖縄県の県花であるデイゴとは別種である。東南アジア原産のデイゴは高木で日本では沖縄県が北限と言われる。
