21日から都内の小中学校は夏休みに入った。
終業式の日は大型の台風6号が接近中でちょっと心配されたのだが、日本上陸間近でUターンして太平洋上に去ったため、幸い心配されたような荒天にはならずに済んだ。当日はちょうど小学校の安全監視の当番に当たっていた私もほっとしたのだが、この学校安全推進員もこれから8月末までの夏休みの間、お役はご免となる。と同時に別の小学校での授業のお手伝いもしばらくお休みである。
児童たちの明るい笑顔に接するのが励みにもなっているので、一抹の寂しさも感じる。
先日、「梅雨も明けたのに最近はセミの声が聞こえない。何か異変を感じる」ということを何かで聞いた。私もいつもの散歩でそれを感じている。
自分の学校時代の夏休みといえば、照りつける太陽とセミしぐれが強いイメージとして残っている。今どきならニイニイゼミとアブラゼミがうるさいほど鳴いているはずである。8月に入るやミンミンゼミが主役に代わり、ほどなく夕方にはヒグラシも鳴き出す。そしてお盆を過ぎるとツクツクボウシが鳴いて夏休みが残り少なくなったという寂獏感を味わう・・・ざっとこんな「セミストーリー」なのだが、まずはスタートが出遅れていることは確かなようだ。
夏休みに入って最初の週末は、例年、家族連れで海や山にどっと繰り出し、人・人・人で埋め尽された海水浴場や長い渋滞の高速道路が定番の光景になっている。
しかし、大震災後は遠出の行楽などが控えられ、また行楽地の放射線量などにも神経をとがらせており、この週末はどうなるのか興味が湧く。
今日私はいつもと変わらず井の頭公園を歩いたが、まだ昼前だったせいか普段の土曜日よりは人出が少なく、涼を求める姿など何か落ち着いた雰囲気を感じた。いつもは昼過ぎから賑わうので、時間のせいなのかもしれない。
上記の話題のセミは、かすかにニイニイゼミの鳴き声が聞こえるだけであった。

人なつこく、餌を求めて近づいて来る井の頭公園の鯉たち。しかし、餌やりは禁止だ。
(写真下)涼を求めて思い思いに

