私は新聞が大好きである。
特に休みの日の朝など、床の中でじっくり新聞を読むのは至福の時間と言ってよい。
現在は特に仕事も持たないシニアライフを送っているので、ほぼ毎日のようにこの楽しみが味わえる。
ただし朝食の時間があるので、床の中の楽しみはそれまでである。続きは朝食後のこともあれば、何かの用事があって午後や夕方になることもある。
経費も安いものだ。家まで配達してもらって、一日分100円ちょっとである。
これを趣味・道楽と考えれば、これほど安上がりの趣味もなかろう。
人によって新聞社の好き嫌いがあるが、私は子供の頃から読んでいたA紙を、自分が家庭を持ってからもずっと購読し続けている。
前置きが長くなったが、新聞を読んでなるほどと思うような記事や我が意を得たりと思う記事、逆に反論したくなるもの、感動を覚えるものなど、心にとまった記事を今後このブログに書き留めて行きたいと考える。
今日の記事は2人の若い人の投書である。
一つ目は、終電間際の電車内で携帯電話を落した人の投書。拾ってくれた人の親切でその日に内に手元に戻ったのだが、さらに帰宅してみたらその人から家の留守電に伝言が残されていた。相手の人に改めてお礼をしたいと申し出ると、「もし携帯を拾うようなことがあったら、同じようにしてあげてください」とだけ言ったそうだ。相手も若者だったようで、投書者に与えた強い感動が次の親切を生んでいくという、そこに建設的なスパイラルの芽の誕生が読めた。
すぐ下にあった二つ目の投書は、自分は何のために生きているか分からない、存在意義を見失っていた高校生。教室での授業中に今回の大地震に遭い、死の恐怖を体験した。このことにより必死に生きようとしている被災地の人たちのことを考えるようになり、自分も懸命に生きていくことが役目なのだと悟ったという内容であった。
「自分の存在意義ってなんだろう」と考えることも多い多感な時期、一つの信念が生まれたことに拍手を送りたい。
[今日の花]
タイサンボク(泰山木)
モクレン科の常緑樹で純白で大型の花が目を引く。周囲に強い芳香を漂わせている。

キンシバイ(金糸梅)
オトギリソウ科の小低木で花は5弁で実に鮮やかな黄色をしている