
現在、日本は大地震とそれに続く巨大津波による未曽有の大災害に打ちのめされながら、復旧・復興に立ち上がっているところである。それに追い打ちをかけた原発の核飛散の問題についても、日本中が祈る気持ちで専門家達による対策に釘付けになっている。
しかし、そんな中でも季節は着実に前に進み、いよいよ春も本番間近になって来た。
今日は生憎雨であったが、昨日・一昨日の連休を外歩きして、春の空気を吸いながら、花々に目を奪われた。

モモ(桃) ミツマタ(三椏/三叉) アセビ(馬酔木)
上は神代植物園のモモ、ミツマタ、アセビである。
ウメ(梅)が盛りを過ぎてモモ(桃)の出番となった。まだピークはこれからであるが、サクラ(桜)と見間違うほど華やかになる。
ミツマタは1月中頃から蕾が少しずつ膨らんで来て、今が満開となった。
アセビはまだ咲きかかりであり、これから息長くゴールデンウィークまでは咲くはずである。

ラッパズイセン オオイヌノフグリ 菜の花
1月から咲いているニホンズイセン(日本水仙)が色褪せて来たのに代わって、ラッパズイセンが鮮やかな黄色い花を咲かせている。
目を草むらにに転ずると、1センチほどの小さな薄紫色の花が点々と見える。オオイヌノフグリである。スミレなどと並んで道端や野原で春を告げる花の代表格の一つであろう。
そして、春の野原の象徴とも言うべき菜の花が最盛期を迎えた。

カンヒザクラ(寒緋桜) 陽気に誘われて公園散歩 コブシ(辛夷)
井の公園のジブリ美術館の裏の広場には、カワヅザクラ(河津桜)、カンヒザクラ、オオカンザクラ(大寒桜)という早咲きの桜が植えられている。
カワヅザクラは既に紹介をしたが、今はカンヒザクラが満開となっており、追ってオオカンザクラが見頃を迎える。
折からの連休とも重なり、暖かい陽気に誘われて大勢の散歩客が井の頭公園に押しかけた。井の頭池のボートも年が明けて一番の賑わいを見せていたが、池の端では開花し出したコブシが一気に満開状態に達した。
地震後ふさぎ勝ちな気持ちもやわらぐ外歩きになったに違いない。
そして間もなく春の主役、桜(ソメイヨシノ)の登場を迎える。