こんにちは。
今後しばらくの記事では独学で公務員試験に挑む上での利点を記事にしたいと思います。
独学の利点を理解することにより、独学者の勉強がはかどったり、予備校に行けないという人が独学で公務員試験を受験してみようと決めたりしてくれれば嬉しいです。
また、予備校に通っている人も、独学の利点を自分の勉強の仕方にも反映して頂ければ効果を持てると思います。
さて、まず一つ目の利点は、最初から適切な参考書を買って勉強できるということです。
独学をするには、当然のことながら参考書が必要となります。
参考書はその科目について理解するための教科書となるのと同時に、問題演習用のテキストともなります。
大学受験のように、高校で学んだことを問われる試験ではないので、普通に大学に通っているだけでは公務員試験の対策はできません。
例えば、経済学の授業をとったことのない人は参考書を使って経済学を一から学ばねばなりませんし、たとえ経済学を大学で学んでいる人でも、公務員試験で出る範囲の経済学を確認するとともに、問題の形式にも慣れねばなりません。
このような理由で独学者が参考書を使って勉強することは分かったと思います。
では、予備校の人はどうでしょうか。
予備校に通うと、その予備校が編集したテキストで勉強することになります。TACならTACの、LECならLECのテキストですね。
私は予備校に実際に通っていたわけではないので詳しくは分かりませんが、予備校通いの友人を見ていた限りでは、予備校に入るときに一括で購入するみたいですね。
このように聞くと、何だ最初から一括で購入できた方が楽じゃんとか思うかもしれません。
しかし、実際はそうもいかないのです。
大学受験でみなさん参考書を購入した経験があると思いますが、その際例えば現代文から日本史、化学まで全ての科目を一つの出版社のシリーズでそろえた人はいますか?
おそらくほとんどいないでしょう。
日本史は「実況中継」、世界史は「見取り図」、現代文は「Z会」といった具合に、各科目ごとに自分に合う参考書、もしくは評判の良い参考書を選んで購入していたのではないでしょうか。
そのほうが効率的だからですよね。
それと同じように、公務員試験においても、単一の出版社、シリーズの参考書やテキストが絶対的に良いということはありません。
各科目ごとに良い参考書というものがあるのです。
そのため、予備校で一括で全教科のテキストを購入したとしても、結局、出来の悪いテキストの科目、苦手な科目は参考書を自身で買うことになります。
また、たとえTACやLECのように、参考書を大量に出版している予備校に通っても、予備校で購入するテキストは市販されている参考書でない場合が多いようです。
そうすると、基本的に市場原理の中で良いものが残り、悪いものがなくなっていくという環境に置かれている参考書のほうが予備校テキストよりも必然的に出来が良くなります。
つまり、TACやLECのテキストよりも、同予備校が出版する参考書のほうが出来が良い場合が多いのです。
これらの理由で、たとえ予備校でテキストを買っても、どうせ参考書を買うことになるのです。
それならば、最初から出来の良い参考書を科目ごとに選べる独学の方が、最初に一括でテキストを買わされる予備校よりもコストパフォーマンス、効率ともに良いですよね。
しかし、後々参考書を買うにしても、演習量が増えるという意味では予備校のテキストも役立つのではないかと考える人もいるでしょう。
その考え方は間違ってはいません。
しかし、実はこれは公務員試験の特徴なのですが、使えない参考書やテキストはとことん役立ちません。
逆に、使える参考書が一、二冊あれば、ほとんどの科目はそれだけで済むのです。
そのため、出来の悪いテキストをやってから参考書に入るよりも、出来の良い参考書を最初から二冊使った方が演習量という観点からしても効率的ですよね。
ということで、独学の一つ目の利点は、出来の良い参考書を最初から使って勉強することが出来るということです。
科目数の多い試験ですので、一科目ごとに効率的な学習をすることが求められます。
そういった意味で、この利点は強い効果を持つでしょう。
予備校に通っている方は、予備校で買ったテキストの中で悪い出来のものを素早く見つけてください。その科目については早急に参考書を購入することをお勧めします。
中にはそのテキスト一冊で網羅できる科目もあると思うので、よく使い分けてみてください。
余談ですが、私の友人に以前国際関係という科目の予備校テキストを見せてもらいました。
それは大学の授業で配られるようなレジュメが何枚かホチキスでとめられているだけという簡素なものになっていました。
とてもじゃありませんが、その程度で乗り切れるほど国際関係という科目は楽ではありません。
というか、問題演習もないようなレジュメ程度では、専門科目においてはどんな科目でも乗り切れません。
演習量も圧倒的に足りないですね。
このようなことがありますので、しっかり適切な参考書を使うようにしてください。