公務員試験応援ブログ

公務員試験応援ブログ

公務員試験受験者、特に独学受験者に対して有益な情報を記事にしていきたいと思います。

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お久しぶりです。

この度「公務員試験応援ブログ」の更新を再開することに致しました。


本ブログは公務員試験に独学で合格することが出来た私自身の経験を基に、公務員試験受験者のみなさまに役立ちそうな情報をお届けする目的で開設しました。

公務員試験は独学で受験するには分からないことが多く、私もとても苦労しました。

予備校に通っている人からしたら常識でも、独学者には分からないことがたくさんあります。

このような状況に尻込みして公務員試験の受験をあきらめてしまう人が多いです。

私はそれをもったいないと考え、自分が受験していたときに「ここが知りたかった」と思ったことを私と同じ独学者のみなさんにお知らせしてきました。

過去問の利用法や、正文化について、民間併願等々、本ブログで解説してきました。

そして、一通り解説し終え、後の情報は市販の参考書で収集することが可能であると考え、本ブログの更新を終了しました。

私はそれから特に本ブログを改めて見ることもなく、卒業論文執筆、卒業旅行、学年末試験、大学の公務員講座のお手伝いなど普段の生活を送ってきました。

しかし、数日前に久しぶりに本ブログを確認しましたところ、何と毎日100人前後もの方々が閲覧して下さっていました。

この数は更新していた当時より多く、公務員試験が迫り、みなさんの関心が強まったためではないかと考えております。

そのように多くの方々が本ブログを参考にして下さっている以上、本ブログの意義はいまだ存続していると考えました。

そのような理由で本ブログの再開を決めました次第です。


再開するにあたって、本ブログは私の受験経験を基に、公務員試験受験者のみなさまに役立つと思われる情報をお届けして参ります。

しかし、公務員試験の受験方法は十人十色。

絶対の受験方法は存在しません。

私のアドバイスも数多くあるやり方の一つであると認識して頂ければと思います。

私のアドバイスや受験方法に共感して頂ければ参考にして下さい。

気に入らなければご自身にあった勉強方法を採用して下さい。

私の願いはみなさんの今春から始まる公務員試験の合格です。

本ブログがそのための一助となれば嬉しい限りです。


今後更新していく内容は、各科目についてなど、市販の参考書等でも収集できる内容が多くなるとともに、私自身の経験(私が昨年用いた勉強法)も多くなると思います。

また、更新スピードは以前に比べ遅くなると思います。

それらの点はご了承下さい。

こんにちは。

少し長い間更新が滞ってしまって申し訳ありません。

最近は大学の後期日程が始ったり、高校時代の友人と久しぶりに会ったりする機会が多く、中々ブログを書く時間がとれませんでした。

しかし、引き続き、この公務員試験応援ブログを書いていこうと思いますので、よろしければ今後ともお付き合いください。



さて、前回の記事では公務員試験と民間企業就活の二つの大まかなスケジュールを書いたところで終わったと思います。

今回はその二つのスケジュールを踏まえたうえで、どのように併願スケジュールを立てていくべきかについて記事を書きたいと思います。

それでは、さっそく私が考える公務員試験と民間就活の併願スケジュールを書いてみたいと思います。



10月~11月 公務員試験の勉強をしつつ、大学などで行われる就活講座に参加する。

12月 リクナビやマイナビなどの就活サイト、各企業へのエントリーをする。

    各企業の説明会に参加する。

    説明会に時間をとられがちになるが、空き時間などを有効に使って公務員試験勉強もする。

1月 受ける民間企業を決めて必要な説明会のみ参加をする。

    WEBテストの勉強をする。

2月 ESを書き始める。

   WEBテストも受け、受ける企業の選考過程を進める。

   すごく大変だとは思うが、ESだけで終わる日を作らず、必ず勉強もする。

3月 子会社系の企業を1、2社受けておくと練習になる。

   大手のES、WEBテストがかなり追い込み。

4月 初旬は割り切って民間就活のみに集中する。

   1日2~4社の面接がざらになるので、へたに勉強と両立しようなどと考えない。

   中旬ごろまでに大手の内々定が得られなかった場合、割り切って公務員試験勉強に完全シフト。

5月 公務員試験一次試験突入。

   選考開始が遅く、それでもあきらめきれない企業のみ1、2社受けておく。

6月~ 公務員試験、民間、それぞれ進んでいるものを進める。



といった感じだと思います。

予め言っておきますが、このスケジュールは私が今年度行ったスケジュールにかなり近いです。

私の行ってきたスケジュールがベストだとは思いませんが、実際ある程度民間企業も受けたうえで公務員試験も受ける場合、このスケジュールしか中々思いつけきません。

重要なのは民間就活(説明会、ES、WEBテスト、面接)をしつつ、公務員試験の勉強をやり続けることです。

これが単純なようでかなり難しいです。

民間就活は

めまぐるしいスピードで進みますので、ついついそちらに流されてしまいます。

実際、私は一時期全く勉強しませんでした。

しかし、それは公務員をメインに考える場合よくない状態なので、しっかり勉強を継続させてください。

11月までは勉強に集中しつつ、少しずつ就活講座などに行ってみてください。

全ての就活の基礎になります。

12月1日には民間大手のエントリーが一斉に始まりますので、これにエントリーし、興味ある企業の説明会に積極的に参加してみてください。

業界の基礎知識が得られますので、今後の方向性が定まります。

特に、興味ある業界の企業はなるべく多く行ってみてください。

同業他社との比較はよく面接で聞かれます。

また、業界全体についての広い知識は公務員の面接でも活きてきます。

1月になったらある程度企業を絞ってください。

下旬ごろからES提出が始まります。

また、本当に軽くでいいので、WEBテストの勉強もして下さい。

数的推理、判断推理、文章理解、資料解釈と大して変わりませんので、コツだけ掴めば大丈夫だと思います。

2月から3月はES、WEBテストラッシュです。

これはかなり大変ですが、ここで勉強を継続できることが重要です。

ここで民間一辺倒になると、公務員試験との併願が大変になります。

また、この間に1、2社ほど、グループ会社や子会社系の企業を受けておくことをお勧めします。

4月からの面接ラッシュの準備体操になります。

4月になったら初旬から中旬までは民間選考で手いっぱいになると思います。

1日で2~4社の選考を受けることになります。

ですので、ここは割り切って民間就活に集中してください。

この短期間で、面接のイロハがかなり身に付きます。

4月中旬までに大手の選考はほぼ終わりますので、それが終わったら公務員試験に完全シフトしてください。

4月最終週には国家総合職、5月第一週には東京都庁、特別区の一次試験が迫っています。

一日中図書館や自習室に籠ってください。

この4月の民間から公務員へのシフトは結構重要なので覚えておいてください。

5月以降は公務員試験の一次試験ラッシュですので、公務員試験の勉強に集中することになります。

しかし、その中でも、順次民間企業の選考はありますので、最後に受けておきたい企業を受けるとよいでしょう。

4月で身に付けた面接技術を錆びさせずに公務員試験の面接に臨むために非常に有効です。

これ以後は公務員であろうと、民間であろうと、進んでいるものの流れに乗ってください。

…というのが概略です。

是非、一つの参考にして、公務員試験と民間企業の併願をしてみてください。



最後に追加ですが、4月に受ける大手は、ここに受かったら公務員試験を辞めても良いと思える企業のみ受けてください。

ほとんどの企業は公務員試験が終わるまで待ってくれたりなどしません。

そのあたりは、こちらも誠意を持って、公務員と天秤にかけられるくらい行きたい企業の選考にのみ参加しましょう。

公務員と併願する場合、あまり行きたくない企業まで受ける必要はありません。

ですので、自分が受けたい企業のみにESを出し、選考を受けてください。

その企業に受かったらそこに行く、ダメなら公務員に完全シフトする。

この切り替えがしっかり出来るためにも、受ける企業選びは真剣にやってください。



こんにちは。

前回まで3回にわたって民間企業との併願についての記事を書いてきました。

その内容の大部分が民間併願を勧めるものになっていたと思います。

しかし、これは何もみなさんに民間併願を強制するものではありません。

単純に私自身が民間併願をしたことによって得られるものがたくさんあったことと、民間併願は出来ないと初めから勘違いしている人がいたらそれはもったいないと思ったことから、推進する内容となったのです。

私のこのブログは自身の経験から書いているものですので、私自身が民間併願をしたうえで公務員試験に合格しているために、民間併願を推す立場となっているのです。

ですので、とにかく公務員にしかなりたくないから公務員試験しか受けたくありませんという方はそれでも良いと思います。

私個人としましては、繰り返すようですが、民間併願では得られるもが多いので、した方が良いと思いますが。

さて、では、民間併願の利点を理解し、実際にしてみたいと思った場合はどのようにしていけばよいのでしょうか。

というのは、民間一本の就活生と異なり、みなさんは公務員試験の準備も進めねばなりません。

そのため、公務員試験の勉強と併願しつつ、一体どのように民間就活をしていけばよいのか疑問を持つ方もいると思います。

そこで、今回から民間併願をする場合、大まかにどのようなスケジュールでいけば良いのかを記事にしたいと思います。



まずは、公務員試験のスケジュールを確認しましょう。

公務員試験の大まかなスケジュールは以下の通りです。


~3月 各機関の説明会やセミナー(霞ヶ関OPENゼミなど)

4月初旬~中旬 国家総合職、国家一般職、国家専門職、東京都庁、特別区、国立大学法人などの試験申込

4月下旬~順次 道府県庁、政令指定都市などの試験申込

4月最終週 国家総合職一次試験

5月第一週 東京都庁、特別区一次試験

5月第二週~6月第二週 各種試験一次試験(国家専門職、武蔵野市役所、国立大学法人など)

6月第三週 国家一般職、市役所A日程一次試験

6月第四週 道府県庁、政令指定都市一次試験

7月下旬 市役所B日程

9月中旬 市役所C日程

(各種二次試験以降は除外)


結構ざっくりしてますが、こんな感じです。

このほかにも、この間にいくつも試験があるので、自分が受けようと思っている試験の日程は要確認です。



続いて、民間就活の大まかなスケジュールです。


12月 各企業エントリー、説明会参加開始

1月 ES提出開始

2月~3月 説明会追い込み、エントリー締め切り、ES提出締め切り、WEBテスト受験、リクルーター面談、子会社・グループ会社系選考開始

4月 大手企業選考開始

4月中旬 主要大手終了 大手企業の第二回、三回募集開始

4月下旬 大手企業職種別採用、中小企業エントリー、説明会参加開始


ざっくりとこんな感じです。

企業ごとにどのタイミングで選考を開始するかは本当にまちまちですので、かなり一般的なスケジュールモデルと考えてください。

IT業界などは1月くらいには選考を開始したりしますし、3月は大手出版社の筆記試験などがあります。

職種別採用、エリア別採用も企業ごとにいつ始めるのか、そもそも同時なのか別なのかは異なります。

リクルーター面談(企業の社員の方から電話が来て、飲食店などで1対1もしくは少人数で話をする。ミニ面接のようなもので、選考の一環であることがほとんど)も1月くらいから始まったりします。

ですので、大まかなものと認識してください。



今回は公務員試験、民間就活のそれぞれのスケジュールを確認しました。

次回では、これを踏まえて具体的にどんなスケジュールで併願していくべきかを書きます。



こんにちは。

今回も前回2回に引き続き、民間就活に関する記事を書きたいと思います。

前回の記事では、民間就活は面接やグループディスカッションの練習になるという実戦的な面での利点を紹介しました。

そこで、今回はより知識や視野という面から、民間就活の利点について書きたいと思います。



知識や視野とはどういうことでしょうか。

それは、平たく言うと、社会を知るということです。

私たちが暮らしているこの日本社会には様々な企業が存在し、経済活動をしています。

就職活動を始めるまではほとんどの学生がそういったことについてあまりよく知っていません。

私自身もそうでした。

就職活動はそういったことを知る、社会を知るための第一歩を踏み出す契機となるのです。

就職活動で知ることのできることに限界があるのは事実です。

各業界の基礎的概観を知り、そのうえで自分が興味を持った業界や各企業について得られる範囲で情報を集めるにとどまるでしょう。

しかし、それこそが第一歩なのです。

何事もまずはそういった基礎や概観を知ることから始めるのです。

そもそも日本の経済界全体を深く知りつくすことなどほぼ不可能だと思いますし、これからの人生の中で日々新たに知識を深めていくものだと私は思います。

その初めの一歩を踏み出せることが就活の大きな意義であると思います。

この業界ではどんなも業務をしているのか、この企業ではどんなものを扱っているのかなど、知ることはたくさんありますし、それらを知るほどに視野が広くなっていきます。

少し話がずれますが、本当に業界間、企業間で仕事というものは全く異なります。

単純な例で言えば、テレビ業界と金融業界とでは大きく見て仕事が異なりますし、不動産業界とIT業界とでも全く異なります。

また、同じテレビ業界でも、日本テレビとフジテレビとでは制作している番組が異なりますし、色も異なりますよね。

TOYOTAと日産とでは、同じ車のメーカー業界でも製品が異なりますし、方向性も違います。

つまり、企業の数だけ仕事があると言えます。

業務、資本、投資状況、立地、業界規模、商品、他企業との連携、業務範囲など、企業ごとに特色があり、それらを一つずつ知っていくことが日本の経済社会を知っていくことになるのです。

就活をすることはそういったことを知り始めるためのスタート地点と言えるでしょう。

就活を通じて、民間企業の業務についてある程度地知識を持つことは、公務員試験の面接において絶大な威力を発揮します。

私自身も、面接において、私が公務員になった際にやりたいことを話すとき、それに関係する民間業界の知識と絡めて話すようにしていました。

そういった面接をしていると、面接官の方もくいつきが良くなりました。

また、公務員試験では実はよく民間企業を受けたかどうかについて尋ねられます。

このような質問に対して、「民間企業も受けたって言うと、公務員が第一志望ではないんだと思われそう。だから言わない方が良い。」と考える人がよくいます。

しかし、これは誤りだと思います。

民間を受けたということは、それだけ視野が広いと評価されるのではないかと私は思います。

例えば、自分が公務員になった暁には都市開発をしたいと思っている人が、都市開発を民間でリードする大企業についてあまり良く知らないというのは何とも心許ない気がします。

経済産業省でエネルギー取引をしたいという人が、業務提携してチームを作る石油会社や総合商社のことを全く知らなかったら、志望理由が薄く感じられます。

そういうことです。

もちろん言い方には気をつけねばなりません。

民間が第一志望でしたが仕方なく…みたいな感じでは確かに逆効果です。

しかし、自分が興味を持つ業務に関係する民間企業を見たうえで公務員になりたいと思いましたというほうが、公務員以外興味ありませんという人よりも評価が高くなりそうですよね。

これは真偽のほどは定かではありませんが、実際現在の公務員採用試験では、公務員公務員している人はとりたがられないとも言われています。

まあ、面接ということを考えずとも、仕事に就いた後でも、民間の知識は役立つと思いますが。

まとめると、民間就活で得る知識は社会を知るために必要なものです。

そういった知識は公務員の面接でも活きてきます。

このような理由で、民間就活をする意義が知識や視野の面であると思います。



補足ですが、私が公務員の仕事について調べたり、各機関の説明会や官庁訪問に行った際に感じたことを書きます。

公務員の仕事は広いですが、その中に何本か大きな柱があると思います。

そのうちの二つが、民間企業の支援、そして情報収集です。

公務員は大中小のさまざまな企業と関わります。

それらと連携し、援助することで、より民間企業に頑張ってもらう。

このように、民間企業を支援することは公務員の大きな仕事の一つです。

また、公務員はかなり情報力が必要となる仕事だと思います。

色々な分野の情報を集め、何を今なすべきかを考え、各業界の人々と関わっていく。

そのとき、各業界の人と連携する場面でもまた、基礎知識としての情報が必要になる。

民間企業でもそうですが、公務員の仕事では情報力がかなり重要だと私は思います。

こういった点で、公務員と民間企業とは切っても切れぬ関係にもともとあるのです。

ですから、公務員試験を目指す人が民間企業を受けてみることには意義があると思うのです。





こんにちは。

今回の記事では、前回に引き続き民間企業との併願について書きたいと思います。

前回の記事の最後で、民間企業を受けるいわば人生経験的な意義を書きましたが、今回はより具体的な利点を書きたいと思います。



一つ目の利点は、面接の練習になるということです。

これは、多くの人が民間との併願で最も利点だと考えていると思います。

実際その通りで、民間企業で就職活動における面接というものを経験しておくと、公務員試験の面接でとても役に立ちます。

就職活動における面接というものは結構特殊と言いますか、独特のコツがありまして、その点民間も公務員も大して変わりありません。

ですので、4月くらいから始まる民間企業の面接を受けてそのリズムをつかんでおくことは大きな武器となるのです。

自分はもともと面接が得意だとか、人と話すのが好きだとかいう理由で自分には面接練習は必要ないと考えている人はその驕りをまずは正してください。

繰り返しますが、就職試験における面接は独特です。

みなさんが今まで受けてきた面接や人とのコミュニケーションとは全く別物であると理解し、就職試験の面接のコツを掴めるように意識してください。

そのためにはとにかく実戦経験を積むことが何よりも有効です。

よく面接練習で、先輩や予備校講師、友達と面接する人がいますが、私からするとあれは全く意味ありません。

実際にそのとき採用面接官という役目を担っている方々に面接してもらうことが一番なのです。

空気に慣れることもできますしね。

実際に面接をする中で、言い回しの練習や、話の組み立ての練習をすることができ、また、相手に興味をもってもらえるような内容とは何かや、あまり言わない方が良いことは何かなどが分かってきます。

これは本当に実際にやってみないと分からないことなのです。

自分の実体験から、「あれは良くなかったな」とか「今度はもっとこうしてみよう」とか考えられるようになるのです。

民間を受けず、いきなり公務員の面接を受ける人は、このコツを掴まないまま面接に臨むことになります。

これはかなりリスキーです。

やはり面接のイロハは覚えてから臨みましょう。

私がある公務員試験で集団面接をした際、とんでもないことを言っていた人が何人かいました。

民間企業の就活ならばNGとされていることを平気で言ってのけていたのです。

それは何もその方々の頭がおかしいわけではなく、単純に経験がないからなのです。

彼らもとんちんかんなことを言っているわけではなく、しっかりしゃべっているのですが、内容的に言わない方が良いことというのがあるわけです。

なのに、経験がないからそういうことが分からないのです。

また、話が続かなくなる人や、途中で意見がよく分からなくなる、相槌が打てないなど、もっと基本的なことができない人も何人もいました。

これらのような事態にならないためにも、経験を積むことが必要となってくるのです。

そもそも、民間企業のみを受ける就活生でさえ、本命の大手企業の選考が始まる4月の前に、早いときに選考を開始する子会社やIT業界、ベンチャー系企業などを練習として受けています。

もちろん滑り止めとしての意味もありますが。

何にせよ、そのように民間就活生が面接練習をしてから本命に臨むのに、公務員受験者が実戦経験を積まずに公務員の面接に臨むのはおかしいですよね。

ちょっと汚い言い方をすれば、なめています。

以上のような理由で、面接練習としての効果が民間併願にはあるのです。



二つ目の利点は、グループディスカッションの練習になるということです。

民間ではおなじみのグループディスカッション(GD)ですが、公務員試験でもわりとよく課せられます。

公務員試験では集団討論という呼び方をしますが、ほとんど内容は変わりません。

これも面接と一緒で、実戦経験の有無が大きく影響します。

民間企業では選考として課せられることも多いですが、セミナーや説明会でもかなりの頻度で行います。

それも、企業によってはかなり高度なものである場合もあります。

民間就活生は、それらの経験を通じて、GDにおける自分のあり方やコツを掴んでいくのです。

初めて公務員試験で集団討論をする人たちとは差があって当然です。

GDにもやはり面接と同じくイロハがあり、自分をアピールする以前に自分の評価を下げないようにせねばなりません。

イロハを知らないと、NG行動をしてしまいかねません。

これも実戦経験から身につけていくものです。

反省を何度もして、徐々に自分をアピールできるようになるのです。



面接とGDの実戦経験。

これを民間就活の中で身につけられることはかなり大きいでしょう。

こんにちは。

今回の記事では、気になっている人も多いのではないでしょうか、公務員試験と民間企業就活の併願について書きたいと思います。



公務員試験は科目数も多く、結構な勉強量が必要であるため、民間と併願せず、一本で受ける人が非常に多いです。

実際、私が説明会や面接試験などの時に会話した受験生の方々も、ほとんど公務員試験一本でした。

民間なんぞ受けている暇があったら一分でも多く勉強していた方が良いと思うのでしょう。

その気持ちはよく分かりますが、実際出来るか出来ないかで言うと、併願は出来ます。

もう一度しっかり言います。

公務員試験と民間企業との併願は可能です。

かく言う私も民間企業と併願しました。

しっかりリクナビやマイナビにも登録していましたし、12月から各企業の説明会にも数多く足を運びました。

数で言うと、

エントリー数60~70

ES(エントリーシート)提出数は20~30

面接訪問社数は15~20

です。

説明会は何回行ったかは覚えていません。

1社に複数回足を運ぶこともありましたし。

この数がどれくらいかというのは分かりにくいと思いますが、民間企業の就活のみを普通にやっているいわゆる就活生の平均より少し少ないくらいです。

4月の中旬くらいまでに大手企業から内々定が出る人はまあこれくらいだと思います。

就活が延びれば延びるほどES提出数も面接社数も多くなりますからね。

というわけで、私も一般的な就活生とほぼ遜色ないくらい就活をしていたわけですが、公務員試験と併願し、結果的に複数公務員試験に最終合格をすることができました。

何故私がこれだけ就活をしていたかというのは色々理由があり、結構話が長くなってしまうのでやめておきますが、一つに公務員以外の将来も考えてみたいと思ったからです。

私は大学入学前から公務員に興味を持っていて、そのころから国や自治体で働いてみたいと考えていました。

しかし、いざ大学3年になってみると本当に公務員で良いのだろうか、民間企業も見るべきではないだろうかと考えたわけです。

そこで周りの就活生と同じく12月から民間企業の就活もしたのです。

その中で自分が興味を持った業界がいくつかありまして、それらの業界の大手各社を受けていたらあのくらいの数になったわけです。



私が受けた民間企業の数は公務員試験をしている人からするとかなり多いと思います。

実は1~5社くらい公務員試験と併願して受ける人はよくいます。

公務員になりたいけど、この会社だけは見ておきたいみたいな感じで。

ですが、これほど少ない数ならば正直な話、併願すべきではありません。

併願するなら10~15くらいはESを出すべきだと思います。

何故かと言うと、1~5社くらいですと、全部ES落ちということがありうるのです。

特に一部メーカーみたいにES通過率がものすごく低い業界だったりしますと、その可能性が高くなります。

また、いくつか通過しても、面接に行ける会社数が3とかでは大して意味ありません。

どうせ受けるのならば、ある程度しっかり説明会やセミナーに足を運び、ESを書き、選考を受けるといういわゆる就活をしてみてください。

その経験は公務員試験にも、そして今後の将来にも必ず活きてきます。

説明会にも行かずとりあえず2、3社ES出して全落ちというパターンが一番多いのですが、これが最も意味ないです。



民間企業との併願経験者からしますと、民間就活から学べことはたくさんあります。

その詳細については別の記事にしたいと思いますが、一つだけ今回の記事に書いておきます。

就活というものはかなり多くの大学生、大学院生が経験する一大イベントです。

正確な統計など知りませんが、肌感覚で公務員試験受験者や各種資格試験受験者などより民間就活する人の方が多いでしょう。

それほど多くの人が経験することを経験せずに社会人になるのはいかがなものでしょう。

就活をした人々はその中で多くのことを学んでいきます。

それを学ばないというのはどうなのでしょう。

公務員試験から学べることもたくさんありますが、民間就活とはまた別物です。

どちらかしか絶対に選べないというのなら話は別ですが、実際併願できるのです。

にもかかわらず、それをしないというのは私はもったいない気がしてなりません。

これは私の個人的な見解なので、絶対ではありません。

公務員試験のみに集中し、希望の職種に就くというのも立派であると思います。

しかし、民間併願は可能で、そこから得られるものはあるということしっかり理解して頂きたいと思います。


こんにちは。

以前の記事で、公務員試験の学科科目をどのような順番で学習していけばよいのかというお話をしたと思います。

今回の記事では、そのような長い計画としてではなく、毎日の勉強をどんな感じでやっていけばよいのかということを書きたいと思います。

一日の過ごし方と言っても良いかもしれませんね。

先に言っておきますと、一日の勉強の仕方は画一的に定められるものではありません。

大学の授業に出ねばならぬ日もあると思いますし、そのほかにも用事があって一日中勉強することはできないという日はざらにあると思います。

ですので、今回の記事は一つの基本形だと思ってください。

一日図書館や自習室に籠って勉強できる日にこのような勉強の仕方をすると良いと思うので、用事がある日は柔軟に変更して学習していってください。



まず大事なことは、教養科目と専門科目を交互に学習していくということです。

教養と専門は同じくらい重要で、同程度の勉強量にすべきであると書いたと思います。

そこに繋がるのですが、教養、専門のどちらかに偏った一日にしないようにしてください。

具体的に言うと、例えば、「9時‐10時数的数理、11時‐12時判断推理、13時‐15時日本史、16時‐17時資料解釈、20時‐21時憲法、21時‐22時ミクロ経済学」というような一日にしないでほしいということです。

これは明らかに教養に偏り過ぎですよね。

専門だって科目数は多いのに、2時間しか勉強していませんよね。

しっかり教養と専門を同量勉強してください。

一日を大きく、「教養をやってから専門」のように考えている人はこのようなミスをしがちです。

まずは教養をやってからと思って教養科目ばかり勉強しているといつのまにか専門の時間が残っていなかったという状況になってしまいやすいのです。

これを防ぐために必ず教養と専門を交互に学習してください。

数的が終わったら民法、その次は判断、そしてミクロ、文章理解、政治学と来て、次に地理…

みたいな感じですね。

各科目、教養と専門を交互に織り交ぜて学習してください。



次に重要なことは一日を前日の復習から始めることです。

まずは前日にやった内容を全科目まとめて最初におさらいしてしまうのです。

それが終わってから新しい内容に入ってください。

復習が大事であって、各科目何周もすることが必要ということは書いたと思いますが、そういう意味での復習に加えて、毎日の復習も重要なのです。

毎日、前日の復習をしてから新しく学習を進めることはとても大切なことです。

その積み重ねが知識を定着させるのです。

各科目の二週目以降もこの前日やったことの復習はやるべきです。

長いスパンでの復習と、短いスパンでの復習、それぞれしっかりやってください。



この二つのポイントは絶対に遵守してください。

どんなに時間の少ない日でも、前日の復習はやってください。

その日が前日の復習で終わってしまっても良いです。

そういう場合はその次の日に復習抜きでいきなり新しい内容に入ればよいのです。

復習の無限ループをしてもしょうがないですからね。

もちろん復習も教養と専門を交互にです。

私は午前中に前日の復習を終わらせられるように意識していました。

復習なので、一科目にそんなに時間はかかりません。

前日に新しく学習した部分が多いと結構大変ですが、頑張って午後からは新しい内容に入れるようにしていました。

午前中はまだ頭が回らなかったりするので、復習を準備運動程度に考えておけばよいと思います。

もちろん復習が午後までずれ込んだり、午前中に新しい内容に入れたりする日もたくさんありましたが。

復習を科目ごとにするのはあまりお勧めできません。

例えば、憲法を始める前に前日やった憲法の内容を復習してからやるといったような感じですね。

これは結構面倒くさいです。

科目によっては復習に時間がかかるものもあるので各科目まず復習からやろうとすると新しい内容に入らないうちに疲れてしまったりします。

復習は午前中にまとめてやってしまいましょう。



各科目の勉強時間は人によって好みがあるので何とも言えませんが、なるべく多くの科目を学習するために、あまり一科目に時間をとり過ぎないようにしましょう。

しかし、しっかりある程度は進められるように。

このあたりのバランスに慣れるのは少し大変です。

また、一般知識はあまりたくさん時間をかけるべきではないので、実質的には、専門科目の方がとるべき時間が多くなります。

そのため、最初は教養と専門を交互に進めていても、一般知能がその日の分終わったら、専門科目を連続でやっても構わないと思います。

ここまで来ると、みなさんの裁量にお任せすべきところだと思います。

基本形だけ忘れず、一日の勉強ペースを自分なりに確立してください。



こんにちは。

前回、前々回と、正文化という勉強法、そして答えを先に見ることについて記事を書きました。

言ってみればこの二つは公務員試験の勉強を進めていくうえでの勉強の方法でした。

具体的に勉強していく上でのテクニックのようなものでしょうか。

公務員試験においては正文化、そして答えを先に見ることが有効な勉強法となるわけですが、それはこの二つが公務員試験という試験の性質上適合的であるからです。

ということは、もちろん公務員試験の性質上不適な勉強法もあるわけです。

今回はそのようなあまりお勧めできない勉強法について記事を書きたいと思います。



まずは公務員試験の性質を確認しましょう。

公務員試験はとにかく科目数の多い試験です。

専門科目だけでも多いのに、教養科目の特に一般知識まで考えたら相当な数となるのは分かるでしょう。

また、一科目一科目のボリュームが大きいこともあり、勉強に時間のかかる試験といえるでしょう。

しかし、どの科目もある程度基本的なことが出題されますので、あまり深く各科目を学習する必要はありません。

加えて、過去問の利用がとても有効となります。

このような性質上、公務員試験の勉強として大切となるのが、効率性です。

勉強中集中力を発揮するのは当然ですが、それに加えて効率性が必要となるのです。

科目数と各科目のボリューム故、勉強に時間がかかるので、効率よく、出題されるところ、基本的なところを覚えていくことが大切です。

一つ一つの科目の勉強に時間をかけて、一科目終わったら次の科目というようなものではなく、複数の科目を同時並行して学習し、何度も各科目を繰り返し学習せねばなりません。

このような性質がある故に、公務員試験では正文化、そして答えを先に見る勉強法が有効なのでした。

ここでのポイントはとにかく効率性。

言ってみれば迅速性です。

逆に言えば、とろい勉強法は公務員試験には不向きとなるのです。



では、具体的に不向きな勉強法です。

まずはノートを作ることです。

例えば、民法の理論や判例をノートにまとめ、自分流のまとめノートを作るといったようなことです。

これはとにかく時間がかかります。

単純にノートを作ることは時間がかかりますよね。

しかし、時間がかかる割にあまり効果的でない。

参考書には基本的にまとめページが付いています。

そのまとめページの方が普通に考えてよくまとまっています。

プロの講師が書いているのですから。

それをわざわざ自分で作りなおしても結局内容は変わりませんし、かえって分かりにくくなったりします。

専門科目はれっきとした学問ですので、そう簡単にまとめられないということもあります。

参考書にあらかじめ書かれているまとめページにマーカーを塗ったり、正文化した文章を読んだほうが効率的なのです。

端的に言うと、ノートを作ることは二度手間なのです。

次に、書いて覚える勉強法です。

出てきた単語や理論を何度も書いて覚えるという勉強法も不向きです。

専門科目の各科目はボリュームがありますので、必死に書いてその時は覚えても、少し先に進むと忘れてしまいます。

特に法律系科目や経済学などはかなり早く自分の頭から抜けてしまいます。

これに対処するには、何周も各科目を回すしかないのです。

初めて学習した時に書いて覚えてしまおうなどということは考えない方が良いです。

とにかく早く進めて、また戻ってくる。

このような気持ちで学習していきましょう。

そのため、書いている暇があったらとにかく読んで、マーカーを引いて先に進んでください。



上記の二つのやり方はあまり公務員試験には向かないと言えます。

しかし、私もそうだったのですが、上記のものに限らず、これまでの大学受験や定期試験勉強の中で確立してきた自分なりの勉強法がみなさんには少なからずあるのではないでしょうか。

それらの勉強法である程度良い成績をおさめてきた場合、その自分流の勉強法を絶対視してしまうことがあります。

自分はこれまでノートを作ってきたから、公務員試験の勉強でもノートを作るというような感じです。

しかし、この自分流勉強法の絶対視というものが公務員試験の勉強法では最大の敵となると言っても過言ではありません。

とにかく公務員試験で有効なのは正文化勉強法なのです。

他の勉強法は捨ててください。

これに吹っ切れられるかどうかはすごく重要です。

かくいう私も当初は書いたり、ノートを作ったりしていたのです。

しかし、あるときこの勉強法では公務員試験は無理だと気付きました。

そして正文化にし、慣れ始めたころから勉強がはかどり始めました。

これは誇張でも宣伝でもなく事実です。

かつての自分流の勉強法を捨て、公務員試験用の勉強法にシフトできること。

これは一つの大きなステップといえるでしょう。



補足ですが、正文化でなくとも合格する人はもちろんたくさんいます。

しかし、効率性の面では正文化が有効なことは事実です。

特に自分で勉強の指針を立てねばならない独学者の方は正文化をお勧めします。

どのような勉強法でも受かる人は受かりますが、効率的に勉強した方が受かりやすくなるのではないでしょうか。

こんにちは。

今回の記事は前回の記事の内容の補足的なものにしたいと思っています。

前回の記事で正文化というとても大事な勉強法について紹介しました。

詳しい内容は前回の記事を参照して頂ければと思いますが、その中で「問題の答えを先に見る」というポイントがあったと思います。

この点について今回は説明します。



正文化という作業の中で、答えを先に見ることは重要なワンステップでした。

正義感が許さないという人もいるでしょうが、先に答えを見ることで、重要な知識を素早く効率的に覚えることができるのです。

正文化は一般知識と専門試験の学習に効果的であり、一般知能では使用できないと言いました。

ですが、この「答えを先に見る」ことについてはほとんどの学習で効果を発揮します。

先に例外を言っておくと、文章理解と資料解釈の二つに限っては答えを先に見てはいけません。

当たり前ですが、現代文の問題を答えを見てから解いてもまるで意味ないですよね。

問題文を読み、そこから答えを導く感覚が重要な科目であり、暗記科目ではないのです。

資料解釈も似たような感じです。

しかし、数的推理と判断推理、そして空間把握に関しては「答えを先に見ること」は有効な勉強法になります。

大学受験のときに、「数学は暗記科目」というような言説を聞いたことはなかったでしょうか。

それと同じ意味で、数的推理と判断推理、空間把握の三科目は暗記科目の要素を持っています。

もちろん全てが暗記要素とは言いません。

私自身数学は苦手であったので、暗記とは言っても数学はある種のセンスがかなり必要になるということは身にしみて分かっています。

しかし、公務員試験における上記の三科目は、大学受験の数学などとは比べ物にならないほど暗記要素が強いです。

というのは、かなり出題パターンが固定されているのです。

いわゆる定番問題というのがありまして、それら定番問題の解法をしっかり覚えておけばしっかり得点できる科目なのです。

ある程度の応用問題も出題されますが、本当に少しいじったくらいのものなのです。

少し具体的に言うと、数的推理ではニュートン算であったり、割合問題であったり、速さの問題であったり、一定のパターンがあります。

ですので、各パターンの代表的問題の解法を覚えればよいのです。

判断推理でも、表を使った解き方であったり、ブロックを使った解き方、順番を使った解き方などいくつかの解法があり、それらを使いこなせるようになることが重要です。

というわけで、数的推理、判断推理、空間把握の三科目は暗記要素が強いと言えます。

そのため、最初に答えを見ることが有効となります。

最初に答えと解法を見て、解法を理解します。

一度解法を見ながら問題を解いてみるとよいでしょう。

その後、改めて答えを見ないで問題を解いてみるのです。

やはり、知能科目ですので、最終的には答えを見ずに、自分の頭で解けるようにならねばなりません。

しかし、学習の段階では、まずは答えを見て解法を覚える。

そのうえで問題を解いてみるという過程をとった方が、効率的なのです。

全く解法が思い浮かばない問題に悩んでいる時間は結構無駄です。

分からないものは分からないのですから。

ですので、最初は解法を覚える。

そのうえでもう一度解いたときに悩めばよいのです。

そのほうが、何もとっかかりがない状態で悩んでいるよりも、ある程度道筋が見えて良いです。

中々解法が覚えられない問題は何度も繰り返して解き、最終的にとにかく答えを見ずにしっかり自分の力で解けるようになりましょう。

この地道な努力が数的処理分野(数的推理、判断推理)の力になります。

悩むことは大事です。

しかし、それは解法を一回知ってからにしましょう。



ちなみに、判断推理はある程度解法のパターンやリズムに慣れてきたら、初見の問題でも答えを見ずに解いてみましょう。

判断推理は数的推理や空間把握よりも柔軟な頭で応用できることが大事です。

解法パターンで暗記することもそんなには多くなく、基本的なものをマスターしたら、ひたすら応用力を磨くべきであると思います。



こんにちは。

今回の記事では、公務員試験の勉強をやっていくうえで最も大事な勉強方法について書かせて頂きます。

それは「正文化」という勉強方法です。

この勉強方法は一般知識の学習と、専門試験の学習において効果を発揮します。



正文化とは、文字の通りですが、正しい文に直していく作業のことです。

これが学習とはいったいどういうことでしょうか。

公務員試験は論文試験を除けば、全問マークシート回答方式となっています。

マークシート方式ということは、出題の形式も当然限定されてきます。

数的推理や判断推理では答えが数値になりますし、文章理解では本文の内容に合うものや要旨として妥当なものとなる文章が答えになります。

これらでは正文化は使用できません。

これに対し、一般知識や専門試験では解答となる選択肢がそれぞれ独立した文章として登場します。

それぞれの選択肢の文章はそれぞれで完結しており、何かしらのことについて説明された文章になっています。

例えば、


1、マスメディアの提供する意見は、受け手に直接影響を及ぼして、受け手の態度変容を引き起こす。これをブーメラン効果という。

4、マスメディアのニュース報道によって、受け手は争点の重要度を認知し、議論の枠組みを修得する。

これを議題(アジェンダ)設定機能という。

(国家一般職)


という問題があります。

この場合、1と4はそれぞれマスメディアの効果に関する文章になっていますが、それぞれ別の効果について説明していますね。

このように、各選択肢の文章はそれぞれの中で完結しており、また、それぞれ何かについて説明しています。

一般知識と専門試験についてはほとんどの場合この原則が成り立ちます。

で、選択肢の中から正しい文章を選ぶという問題が基本です。

この性質をうまく利用したものが正文化です。

問題集で上の問題が出てきたとします。

そうしたらまずは答えを速攻で見ます。

そして、正解の選択肢に印をつけます。

そのうえで、今度は誤答の解説を読み、文章中のどこがどのように間違っていたのかを把握します。

次に、その文章中の間違っている部分に線を引き、その上か下か余白に正しい答えを書きます。

余分な文章となっている部分は線だけ引きましょう。

この作業を行い、誤答選択肢の文章を正しい文章に直します。

上の問題で言えば、1の「ブーメラン効果」という部分が誤っていますので、その部分に線を引き、正しく「皮下注射効果」と余白に書きます。

つまり、


1、マスメディアの提供する意見は、受け手に直接影響を及ぼして、受け手の態度変容を引き起こす。これをブーメラン効果という。

皮下注射効果


という感じになります。

「↓」は本来は必要ではなく、「ブーメラン効果」の上か下かに「皮下注射効果」と書いておけば大丈夫です。

この作業をすることによって、選択肢1は皮下注射効果について説明した正しい文章になりますね。

これが正文化です。

選択肢4は正答なのでそのままです。

実際は選択肢は5までありますので、4以外の1、2、3、5全ての文章を正文化します。

これによって、五つの選択肢全てが正しく何かについて説明した文章になります。

後は、正答も含めてすべての正しい文章を読んでしっかり文章ごと覚えていくのです。



何故、正文化が有効なのでしょうか。

それは、まず出るところをピンポイントに覚えられるからです。

実際に間違っている部分に線を引くことで、どんな分野のどこがどんな形で出題されるのかを知ることが出来ます。

上の文章だったら、皮下注射効果について別の効果名と置き換えられて問われるということが分かりますね。

次に、問題の形式を通じて記憶しやすくなります。

ただ文章で皮下注射効果について説明してある文章を読むよりも、問題として皮下注射効果について覚えることで記憶しやすくなるのです。

さらに、それぞれが短い文章で、大切なことだけ書かれているので、長い文章でくどくど書かれているものを読むよりも効果的です。

また、最初から答えを見ることで、余計な時間をカットできます。

つまり、考える時間を省略できるのです。

正義感が許さない人もいると思いますが、それはこういうものだと理解してください。

みなさんの目標は本番の試験に受かることで、そのために勉強しているのです。

問題集や参考書は試験に出る知識を覚えるためにあります。

覚えるためには自分で解く必要はありません。

最初から答えを見てもよいのです。

正しい知識を素早く覚える。

それだけを意識して勉強してください。

実際、少しこの正文化という方法に慣れるには時間がかかると思います。

どのように線を引き、正しい答えを書けばよいのか、自分が覚えやすい正文化の方法を見つけてください。

人によって微妙に変わってくると思います。

ポイントは、正文化した文章がしっかり文章として読めるものになっているかということです。

あと、各文章の大事だと思うところにマーカーを引いておくことも大切です。



独学で勉強する人にとってはこの勉強方法は必須です。

何年にもわたって多くの独学受験者がこの勉強方法で合格してきています。

説明会で話した先輩職員の方もこの方法が良かったとおっしゃっていました。

いわば公務員試験の王道勉強法といえるでしょう。

ですから、この方法を使わないことは結構リスキーです。

是非、正文化を覚えてください。