本日は、記憶を扱うようなカウンセラー、コーチにお勧めのアニメ作品の紹介です。

公式アニメ『STEINS;GATE』（シュタインズ・ゲート）サイト
　→　http://steinsgate.tv/index.html

大ヒットしたタイムリープ系のSFゲームからのスピンオフアニメ作品だそうです。

（タイムリープとはタイムトラベルとほど同義で日本語では「時間跳躍」となる。）

あらすじ

偶然タイムリープできる携帯メールを発明してしまった主人公たちは
実験として何気ない過去改変を繰り返す。

手に入れたタイムリープの技術で、一人ひとりの後悔していた過去取り消すにつれ、現在のどこかが微妙に変化していく…

過去改変を繰り返しバタフライエフェクトの結果、
元のβ世界線からα世界線へとシフトしてしまう。

そのα世界線の世界では、大切な人を失うデッドエンドが確定された世界。

タイムリープ系でよくある、
「過去のある地点に帰り、何度やり直しても、その残酷な結末を変えられない」という設定は同じ。

その運命に抗うように
α世界線を大きく変えて「世界線変動率1%台のβ世界線」を目指すことをメインとしてストーリーが進む。

この作品の見事な点は、複数張り巡らされた伏線を見事に最後の２話で回収する点にあります。

これは、お見事！の一言に尽きる。
見終わった後は、スッキリ気持ちいい。

しかし、お伝えしたいのはココではありません。

最後の絶望から未来の主人公が希望を見出すロジックが、
記憶を扱うような仕事に就くカウンセラー、コーチ、コンサルタントの方には是非、参考になるかと思いました。

そこに気づいているかどうかは、ちょっとの気をつけポイントの差なのですが、カウンセラーとして、クライアントに与える影響が天と地ほどの差が生まれるかと感じました。

ヒント
　過去とは「記憶」である。
　過去改変には「歪」が生まれる。
　過去改変による惨劇の回避は、過去のクライアントが観測し、
　確定した「事実を変えず」に○を変えればいい。

成功突破の糸口は過去の事実改変ではなく○を変えよ