FはForestのF
FはFakeのF
どうせ叶わぬ想いなら
偽りの、この森で
一枚一枚、言の葉を
私が散らせてしまおうか
失われた時間
過ぎ去った空間
どんなに憧れ焦がれても
最早、帰ってこないなら
この偽物の森で
私が語ってしまおうか
どんなにどんなに望もうと
指から溢れる水のように
記憶から失われていく
あの懐かしい時間を
似ても似つかぬ偽物で
ここに
作り上げるのだとしたら
どうせなら
もう
あの懐かしい時間は
私の手には
手には入らないのだから
この偽物の森に
嘘、偽りの
禍々しく歪んだ
愛おしい言の葉たちを
私が私のこの口で
もう似せようとせず
もう真似ようとせず
もう頼ろうとせず
私が私のこの口で
語って散らしてしまおうか
FはForestのF
FはFakeのF
愛しい
あの声
あの時間
恋い焦がれた憧れを
歪め、壊して
私だけの存在(もの)にする為に
私の森の、言の葉を
ユガみ、ヒズんだこの声で
FはForestのF
FはFakeのF
ようこそ
偽りの森へ
Sound Conscious F
はじめましょうか
長く温めてきた企画を開始します
ずっとやりたかったことです
全ては偽物だから
声は違います
BGMもありません
でも、ラジオだったから
マイクの前に立ってます
ようこそ偽物の森へ
アナタを歓迎します