過ぎ去った夏の虹色光線 | Forest

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なんか詩とか描いてます

悩んでいることだって

悲しんでいることだって

 

なんでも送ってください

 

そう言って

7月にアナタは

みんなに向かって

 

そっと両手を広げて

アナタの言葉で その見えない両手を広げて

 

悩みも

悲しみも

 

迎え入れる覚悟を示した。

 

 

私は

私は

私は私は私は

 

私は

 

その両手の間に

飛び込む勇気がない

 

どこにもいない私は

どこにもいないんだもの

 

どこにもいない悩みは

どこにもいない悲しみは

 

 

私の本当の居場所を

知らせるわけには

知られるわけには

 

いかないんだもの。

 

 

だからお願い

私の名前を呼んで

 

だからお願い

私の思いを声に出して

 

 

その瞬間にだけ

その瞬間にだけは

 

私はアナタとともに居る

 

 

私は自分のいる場所を

 

アナタの声の中に

見出すことが出来る

 

私の伝えたい思いを

私の伝えたい思いだけでいいから

 

余計な言葉で

私の気持ちを掻き消さないで

 

アナタと

私の大事な友だちに

 

私はここに居るんだと

アナタとともに居るんだと

 

其処に確信を作るために

 

 

どうか私のいちばん大事な言葉を

 

感じて

 

声に出して?

 

 

 

 

悩んでいることだって

悲しんでいることだって

 

いつだって思いを届けている

 
アナタの声の中だけに
私は存在するのだから
 
お願い
私の一番届けたい思いを
一番届けたい思いだけでいいから
 
悩んでいることも
悲しんでいることも
喜んでいることも
祝いたいことも
 
みんな伝えている
 
アナタに伝えた渾身の思いが
いちばん大事な言葉が
 
貴女に伝わっている証に
 
お願い
 
私という
どこにもいない存在を
 
アナタの声の中に
声の中に
 
いさせて欲しいのです