春の雪もう四月に片手がかかってるというのに雪が降った積もるほどさぞやサクラも寒かろう灰色の空を見上げ身を包む寒さを苦々しく思い人のいない都会の街を行く週末だというのに閑散とした都会の駅前は雪より空飛ぶ毒素を嫌がって何時晴れるだろう雪より病の源がずっしりと重く日本中にのしかかるそんな三月最後の日曜日今は喫茶店で休憩いい気なもんだマスクもせずにコーヒーを飲み終えたら後はひたすら歩く目的地を目指してまだ雪の残る人気の無い都会が今は私達の物だ