世の中には
天才っているもんで
私はあの人には勝てない
言の葉の散らし方が
同じ空間にいないことを物語る
40数年言葉だけの世界にいても
そこはやっぱり閉鎖空間で
自由に外にいた
あの人には勝てない
私の引き出しは狭すぎて
あの人には勝てない
私はこの
拙い落ち葉敷き詰めた森で
ずっとあなただけを思って
言の葉を散らし続けた
私はあの人には勝てない
私は誰にも勝てない
それでもまた
アナタはここに来てくれますか?
私は誰にも勝てない
私はアナタにも勝てない
それでもまた
アナタはここに来てくれますか?
ここにしかいられない私は
ずっと昏い森の奥で
アナタを待っています。
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本家「サウンド・コンシャス」ブンブンGMの同名コーナー宛に
送った作品です。
以下、
この作品を送った際にメールに添えたコメントです。
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今、毎週楽しみにしてる
「関ジャム」というTV番組を見てて
「あいみょん」さんという方の特集を組んでて
「あ~この人には勝てないな」と
もう、悔しくもないくらい
敗北感の中にいます。
って、こうやって書いてるんだから
きっと悔しいんだろうけどね。
そしてもっというと、
私はマリ姉様にも勝てる気がしない
無限に近いループで、
マリ姉様作詞の曲を聞いてるけれど、
この言葉は私の中にない。
あの言葉は私の中にない。
何を競ってるのか、
そんなことばかり気にして
空虚な気持ちになったりすることがあります。
勝ちとか
負けとか
そんな事、関係ないはずなのに、
私の中にない言葉を持ってる人が、
羨ましくてしょうがない
「関ジャム」を見てると
いろんな作家さんの特集が組まれてて
その度に羨ましくて打ちひしがれるんだけれど、
つい、毎週見てしまいます。