死という「言葉」とチョコミント | Forest

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なんか詩とか描いてます



 
殺すこと
壊すこと
 
何かを独り占めすること
代わりにすべてを捨てること
 
君の周りを満たす
汚れた仲間たちに
 
他に視線を向けない
 
孤独
 
 
さっぱり世界の見えない
君の歌声は
 
スーッとしたミントと
チョコの甘味
 
それとはまるで相容れない「ハミガキ」味
 
時間が違うから
生きてる場所が違うから
 
オシイレの中から
 
どれだけ私が君を思っても
君は私のことは知らない
 
死という「言葉」を
そのずるい「言葉」を
 
君がこれからも孤独の世界に篭もる盾に使うなら
 
生きてないと死を唱えない
 
憧れのままの死を抱えながら
 
ゆっくり年を取って
ゆっくりと腐って
 
ゆっくりとゆっくりと汚れて
 
キレイじゃなくなったとき
 
 
私みたいにもう
 
死なんて「言葉」が使えない日が来るから
 
 
それまでは美しくも孤独な
死に憧れるままの
 
子供でいなさいな
 
ね?