もうFAN暦で言うと23年になるのかな。
たまたま知り合った友人がたまたま聞いてたラジオとか
当時放送してたファミコンのCMソングとか
当時親元から離れて何年もたって
ずっとあちこち転々として
まともに落ち着く先なんてなかった
ぶっちゃけ学校も行ってないし
思えば普通の人は「そんな生活ないでしょ」っていうような
放浪生活のさなかだったから
たまたま友人がオシイレのフスマを少し開いて見せた先にいたのが
姉様だった
ほんとたまたま
文化に渇いて飢えて
でも、自分ではテレビ一つ
ラジオ一つ見れない状態
そんな中でたまたま知ったのが
姉様だった
特にラジオが好きだった
姉様の無邪気な偽善者っぷりが大好きだった
50代がまじかに迫って
いまだに愛すべき偽善者でいてくれる姉様がたまらなく好き
私はずっとオシイレの中だから
フスマが開いたその先の
タマリバにある文化が情報が全て。
そこから差し込んでくるものを
意図的に
作為的に
恣意的に
姉様の情報に厳選していった
でも、長く続くナラリバ時代は
容易にオシイレのフスマも開けず
だから私は姉様のことをあんまり知らない
ラジオも実はあんまり聞けてない
数少ない記憶と
大好きな大好きな大好きな歌が
私の知る姉様の全て
姉様は私のことなんて知らない
ラジオに投稿なんてほとんどしてないし
イベントには出席不可
だからこそ
ラジオのHPが終わるあの日
ちょっとだけ神崎の名前で姉様としたチャットが
私の掛け替えのない思い出
そのログだっていつ消えるかわかんない
私の記憶はもっと儚い
私の中の
わずかなわずかな
微かな微かな
姉様とのつながりを
姉様への愛しさを
今日のこの日への言葉に乗せて
オシイレのフスマの裏の落書きだけど
姉様
お誕生日おめでとう
生まれてきてくれてありがとう
姉様のご両親様
姉様を生んでくれてありがとう